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アルモンデごはん 畑も私も端境期

急に秋がやってきて畑はどっぷり端境期。私もなんだか端境期。やりたいことはあるけれど、それよりも今は流されるままに進みたい。そんな気分なのです。家族の入院もあり、自分の意向はひとまず後にすることも増えました。今まで自由にやりたいことをやってこられたのは、家族の支えあってのもの。だから今は微力ですが家族を支えることが私の役目だし、むしろそれができる自分であることにほっとしています。頼られるくらいにはなれたんだなって。それでも日常は手放さない。台所で自分のためにごはんをつくる時間が10分でも15分でもあれば、私の暮らしは大丈夫。



<9月23日>

なーつのおーわーりー

多分今期最後の万願寺とうがらし。大きく育った種を守るために、皮は厚くパンパンにはっています。季節の終わりが近づくと、次世代に命を繋ぐことへとシフトする強い意志がどんな野菜からも感じられます。食材はモノじゃない、命なんだと、そんな当たり前のことを思い出させてくれます。この時期は炒めることの多い万願寺ですが、今日はさっぱりしたものが食べたい。
きくらげ、豚肉、万願寺と同じお鍋でどんどん茹でて、黒酢醤油で和えました。力強い味でした。また来年の夏に会おうね。



<9月24日>  

プラムとチーズ好き

今期最後のプラムかな。赤く熟す前のものでしたが、酸味がきいてるプラムも大好きです。酸味のあるプラムといえばチーズが必須でしょう。プラムをカットして、冷蔵庫にあったモッツァレラを開封し、ホワイトバルサミコと塩で和えながらニヤニヤが止まりません。はぁ、美味しいなぁ。プラムの甘みと酸味、チーズの塩けとミルキーさ。最高だ…。



<9月25日>  

秋のごはん

さつまいもの季節がやってきました。年中食べているけど、この時期は別格です。道の駅に行くたびに購入してしまう。私が好きなのは規格外の小ぶりなもの。ミニサイズのさつまいもをお米と一緒に炊くのが我が家のさつまいもごはん。炊き上がったら、しゃもじでさつまいもを崩しながら混ぜるんです。ゴロゴロ芋とペースト芋がどちらも楽しめるのが好き。さつまいもはごはんのおかずにならない!と豪語しているのに、さつまいもごはんは大好物というと、ほぼ100%「わけわからん」と言われます。私もそう思います。


<9月26日> 

ピカピカ

厚焼きでも薄焼きでもない、一人用卵焼き。卵3個でつくるので、厚みは1cmほどです。卵2個だと量はちょうどいいけれど、少なくて上手く巻けない。4つだと上手に巻けるけど食べきれない。3つがちょうどいいんです。調理道具は少数精鋭がモットーなので、〇〇専用というものは銅製の卵焼き器のみ。これだけはどうしてもほしくて、10年ほど前に購入しました。長く使うほど手にしっくり馴染んで、失敗もしません。卵焼きがうまくできるとその日1日ご機嫌に過ごせるのは私だけかな。


<9月27日> 

季節もの

入院中の父との面会日。この日は主治医との面談もあり、母と2人ちょっとナーバスになっていました。英気を養うためには、好きなものを食べるのが一番。病院近くの大好きなお蕎麦屋さんでお昼を食べました。季節の変わり蕎麦は葉生姜。香りが良くて最高だった!(がっつきすぎて写真なし)ハモの天ぷらもふわっふわでした。お腹が満たされると気持ちも落ち着くものですね。父も最近では一番落ち着いていて、先生からの報告も予想より良くて、少しだけ安心して帰ってきました。また父と一緒に食事する日を待ち侘びています。



<9月28日>

秋のプレート

アルモンデ料理教室の日。ごはんがすすむ野菜のおかずがテーマでした。絶賛端境期ですが、こんな時こそこれから旬本番を迎えるきのこが頼りになります。乾物もね。ほぼ全ての料理にきのこをつかい、油麩や海苔などの乾物にも頼ってできたアルモンデプレート。色合いも秋ならではの茶色のグラデーション。秋は茶色。茶色のおかずは正義です。みんなおかわりして満腹満足なクラスとなりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!



<9月29日>

こういうの

お世話になっている方のお店へ。日曜ランチのみ営業している彼女のお店の名前は「つばめ」。我が家から電車で30分ほどの場所なのですが、週末になかなか休みがとれず、やっと食べに行くことができました!薬膳に精通する彼女がつくる家庭料理は、ひとつひとつ本当に丁寧に作られていて、口福でいっぱい。とくに赤と緑のピーマンは、味も食感も絶妙すぎてため息が出ちゃった。毎日食べたいご飯って、こういうの。身体も心もじんわり満たされて幸せな帰り道でした。


「食べるの始末」というオンラインでのパーソナル料理教室をしています。“1ヶ月間に3回のオンラインレッスン”+“1ヶ月間LINEでのごはん作りサポート”。
私を利用して料理の楽しさを掴んでください!おうちにアルモンデ、自由に自分が食べたいものを作れるようになれます。
何をするのか想像もつかない、興味はあるけど詳しく説明してほしいという方に向けて、体験レッスンをご用意しています。
私の悩みは「食べるの始末」で解決できるの?どこまでやってもらえるの?どんな疑問も承ります。体験レッスンでいいなと感じていただけたら、1ヶ月のクラスにお申し込み下さい。「食べるの始末」はこんな料理ができたらいいなを叶えるクラスです。


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