子どもの心配はいつまで続くのだろうか
猛暑日が続く頃、高校の同級生とランチに行った。
本音で話せる友人だ。
息子が不登校であることは、すでに打ち明けていた。
友人の息子さんは有名私立大学の3回生。昨年度、休学し、今年度も休学をしている。
「本当、お互い、心配があるね」
「これからどうするの?」
「留年が決まったからね、10月から通信制高校へ転校するかな」
「そっか、無事に転校できたらいいね」
「Tくんはどう?大学を休学して何してる?」
「聞いてよ。去年はさ、留学したいって言って、カナダに語学留学したから、まぁい