不登校の高校生の彼の、不登校の高校生の彼との物語ーそして、その後
週2回登校コースの通信制高校に通う第一子 出席必須のスクーリング授業とは違うので、連絡さえすれば休んでOK! 寒波到来 夜のうちに積もった雪と、舞い散る雪を見ながら、 「雪だけど、学校どうする?」 「え、行くよ」 「休んでも問題ないんでしょ」 「うん」 「行くなら気を付けてね」 「自転車で行くのは危なさそうだから、バスで登校する」 そんな彼の返事に「分かった」と返事したが、「雪で渋滞しているのに、本当にバスで行くのかな?間に合わないと思うけど・・・」と思いながら、私は
夏の帰省 少しずつ元気になっては来ていたものの、気持ちが落ち込む日もあったので、私と元不登校生は帰省せずに自宅で過ごすことにした。 帰省した家族が代わりにお盆玉を預かってくれたので、そのお礼の電話をした。 「元気?」 「うん、元気になってきたけれど、今年の夏は会いに行けなくてごめん」 「こっちは大丈夫だよ」 「今年中には会いに行くわ」 そんな会話が聞こえてきたので、「そっか、今年中に会いに行くのか、会いに行けるほど元気になっているといいな」と思っていた。 秋も深まった頃
元不登校生が10月から通信制高校に転校して2か月経った。 大学進学までの道のり=勉強を管理することで、生徒の進学を後押ししてくれる前籍校は、管理されることの楽さがあって、それが元不登校の彼にとっていいと思っていた。 自由を求めると自分を律する厳しさが必要だ。 元不登校の彼は、自分を律することができるだろうか、半信半疑だったが、通信制高校に転校してからの2ヶ月、彼は自分自身を律して努力できる人であることを行動で示している。 目指す大学への合格に向けて、どれだけの勉強量で、
彼が不登校まっただ中の頃、 「どういう人生を歩むのがいいんだろうと色々考えるわ」と夫が言った。 親それぞれが大学を卒業し、また、大学で学んだことが今の仕事に繋がっていることから、子ども達は大学進学をすることを前提として、勉強の大事さを伝え、また教育資金も準備してきた。 大学進学を子どもが希望するならば、進学実績がある高校へと思っている。一緒に頑張れる仲間がいた方がいいという思いからで、それは変わらない。 彼は大学進学を希望している。 彼が希望するなら応援するが、 自立す
アドラー心理学にもとづく子育て「Passage」実戦奮闘記
この記事の最後に「話を聴く」ことの大事さを学んだと書いた。 学んだだけでなく、それなりに子どもの話を聴いてきたと思っていたが、子どもの話を聴いてるつもりが、親の想いだけが子どもに伝わって、結局は聴けていなかったことに気付かされた。 第二子は小学校から続けている習い事がある。 夏以降、徐々にやる気を失っていってるのは分かっていた。そんな様子にこれからのことを何度か聴いていたのだが、それが「辞めてはダメ」と私が言っているように感じると言われた。 揺れ動いているように見えたか
「今の高校」は、地域の中での進学トップ校では決してないものの、それなりに大学への進学実績がある。 大学進学を目指す彼にとって、「今の高校」は、同じ目標を持つ同級生とともに勉強できる。課題をこなしていくのは大変だが、しっかりと進めていけばそれなりの学力はついてくる。 部活にも真摯に一緒に取り組める仲間がいる。そんな仲間とのつながりは人生において大きな財産になる。 そういう良い環境が「今の高校」にはある。 ほとんどの学生は上手く、または良い意味で適当にその環境に合わせているのだ
「勇気づけ」という言葉に魅かれて、第一子が未就学児の頃からアドラー心理学に基づく育児プログラムを学んできた。今は週5日の仕事+週末の予定でなかなかその学びの場に参加できずにいるが、講座も受講し、それなりに実践してきた。 アドラー心理学では「エピソード」を基に様々、学ぶ。 エピソード分析では、起こったこと(事実)とそれに対しての感情を確認する。この確認で、事実と意見をしっかり区別する。学びの中で、その作業を繰り返し行ってきたことは、今の私の考え方にも大きな影響を与えてくれた。
今季最強寒波 私たちが住む街も影響を受けているが、大雪警報は出ていない、そんな日々を過ごした。 第二子の学校 今回に限らず、気象状況の影響があると予想されるときは、 ・警報が発表されない場合も、通学には十分注意して慌てず登校すること ・気象状況の理由で登校が遅れた場合た場合は、遅刻としませんので、安全第一で登校すること の案内が届く。 遅刻を公に認められたこの状況で、どういう行動を求められているのだろう? 家から学校までは自転車通学の距離 自転車では20分、徒歩では40