自分の可能性の芽を自分で摘んでしまう人々
私はキャリアカウンセリングのような仕事をしている。
仕事上の困りごとがある人々に対し、一緒に問題について考えたり、改善案を提案したりする仕事だ。
クライアントの中には、こちらがいくら働きかけても、一向に状況が改善しない人々が一定数存在する。
それは、自己肯定感の低い人だ。
いくらこちらが改善に向けたアドバイスをしても、
「どうせ自分なんて」
と考えてしまい、
途中で投げ出してしまったりしてしまうこともある。
ひび割れた皿のように、周りの人がいくら優しさを注いであげ