【虚実無礙】嘘偽りない本心からの偽りなら、むしろそれこそが本性だ


「子どものウソ」はオトナの本音よりよっぽど純粋だ。

子どもらは人を欺くためではなく、自己を偽るために嘘をつく。
真実を隠し、相手の理想に偽装するのだ。

『笑い合い、楽しみ合うために。』


この意志(力への意志)を非難できるものがどこにいよう。
かれらの笑顔に比べたら、真実、本心、尊厳になんの価値があろうか。



ここ2,3日前から、妙に「明日は我が身」という言葉が目に付いた。

そして昨晩、この虚ろなる時代の情勢に心身をまるごと持って行かれた


対して、わたしは虚心、空虚そのものになった。



なにもなく、なにもなく、すべてがただそこにあった。
辛くもなく、苦しくも、楽しくもなかった。
ただ、そこで静かに笑っていた。
今思えば、ほろ苦かった気もしなくもない。
でも、たぶん誤差だ。



現実に帰ってきたのは本日、正午過ぎ。

方法は、手当たり次第、自己に虚をかけた

5年前の盲腸で他界したことにした。
「わたしはいま、虚病にかかっているのだ」と。

生まれる前に他界したことにした。
「わたしはいま、よい虚生を送っているのだ」と。

一歩進むごとに時間を巻き戻してそこだけ繋げた。
「わたしはいま、虚間を歩いているのだ」と。


すると、すべてが反転した。

虚実ゆっくりと、わたしは虚実われに返った。


あの時わたしは確かに、虚間において後ろ向きに進んでいた。


わたしの「時」は確かに、いまとは逆に進んでいた。
でも、周りもそうだったから、疎外感はなかった。
ただ、みんなどことなくおかしかった。

でも、それは戻ってきたいまも変わらない。

みんなどことなく虚実おかしい。


しかし、それが今は たまらなく愛おしい。


もしかしたら、こっちが虚界なのかもしれないが、
それならば一向にかまわない。

むしろその方が虚実いい、まである。



他界してきて変わったことと言えば、

たまに語の頭に「虚実」がつくようになった。

たぶんこれはウソでもあり本心でもあるんだ。


虚実うれしい。

虚実元気。

コロナ虚実ヤバい。

虚実楽しい。

わたしは虚実わたし。

ムーンショット計画とか虚実まじウケる~。


肯定(yes)でも、否定(no)でもない、
第4レンマ的な接頭辞を獲得した。


ちなみに、第3レンマ的接頭辞はみんなお馴染み「空」だ。
あるでもなし、ないでもなし。


つまり、虚実無がすなわち「空」か。
うん、よくわからん。



以上、報告、おわり。



みんなも、「虚実~」使ってみてね。

もし頭がおかしくなっても、それもわたしたちの本性だから。

心配はいらないよ。たぶん。


こどもはみんな虚実で虚実生きているんだ。

虫も鳥も魚も石も空気も、虚実生きているんだ。


「生き物は生きている」
なんて単純に考えてしまっているのは
人間のオトナだけだって話よ。



※虚実死んでいるとは言わなくていい。
 それはあっち側の言語だから。



虚実無理は虚実禁物だよ~




「明日は我が身」って、なんだよまじで



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