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ビーチクリーンアップ⛱️

12/29の午前中に、僕と沖縄の友達と計6人が集まってビーチクリーンアップをしてきた✨場所は沖縄のシュガーホール裏にある砂浜である。

今回は『沖縄のリアルを知りたい』ということで、キレイに整備された海だけじゃなく、ありのままの姿のビーチを見てきた。

そこに広がっていたのは、大量に放棄された人間が出したゴミ!ゴミ!!ゴミ!!!

たった数日のうちにできたものなんかではなく、長い間放置され、たくさんの人がゴミを放棄した後に見えた。食べ物の容器や袋、ペットボトル、ビン、発泡スチロール、傘、など…あげだしたら切りがないぐらい多種多様なゴミが捨てられていた。

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今回クリーンアップしようと思ったのは、ただたんに『きれいに使ってほしい』『これが現状だ』というだけでなく、実際に手を動かして、少しでもキレイになるために僕たちから取り組んでいこうという想いと、実際に清掃活動をしてみることで、本当に解決しなければいけない問題って何なのかを知るためである。


実際にクリーンアップを始めると、そこらじゅうに落ちていて、『ゴミを探して拾う』というよりは、目の前には探さずともゴミが広がっている為、『とにかく目についたものから拾っていく』が正しい感じである。6人で手分けしてゴミを拾うのと1時間!集めた量はこれだれ⏬

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大きめのゴミ袋6袋以上もパンパンに‼️切りがないから一時間だけだったけれど、ほんとはまだまだ残ってる。それでも見た目はキレイになって良かった!


🔸いったい何が問題なの?

今回は『ビーチへのゴミ捨て』を問題視しクリーンアップを行ったが、ゴミを捨てることの何が問題なのか、あんまり使われてないようなビーチだからいいじゃないかと思ってしまうかもしれないが、問題はそこではない。

ビーチに捨てられたゴミが、高潮などで水に浸かり海に流れ出してしまうと、自然に戻らない素材(プラスチックやガラスなど)を海にいる魚が食べてしまう。さらに問題なのが、その人間の出したゴミを食べた魚を釣って食べるのは我々人間だということ。一見遠くのビーチの話かもしれないが、実はものすごく身近な問題なのである。

ほかにも、汚れているゴミが捨てられていて、それが海に流れたしたら、海洋汚染に繋がって、『青くて透明なキレイな海』が『黒く濁った汚い海』へと変わっていく。その海でダイビングやサーフィン、海水浴をするのは我々人間だし、その海を泳いでいる魚を食べるのも、我々人間である。

仮に海に流れ出さなくても、ガラスやプラスチックの破片が埋まっている砂浜を、なにも知らない子どもたちが裸足で走り回ったらどうなることだろうか……

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🔸本当の問題って?

ゴミが捨てられているという現状は事実であるが、いったいどうしてこんなことになってしまったのか……

・「ゴミ捨て禁止」の周知ができていなかった

・「捨てたときの刑罰」がない

たしかに、ビーチに管理人を常駐させたり、法や条例で規制することはできるかもしれない。しかし、本当に問題があるのはそこではないと思うし、解決策も根本的ではないと私は思う。

ここにゴミを捨ててしまうように導いた原因、例えば粗大ゴミなら、正しい処理方法が任地されてなく、仕方なくビーチに捨てたのかもしれない。お菓子のゴミも、ゴミ箱があればまた変わっていたかもしれない。これらは一例たが、根本的な課題はまだまだあると思う。


🔹クリーンアップを通して・・・

最後にビーチクリーンアップを通して感じたことをまとめる。このビーチに落ちていたごみは、海外から流れてきたものではなく、日本製のその地で捨てられたものがほとんどであった。また、「海」は生活していく上で欠かせない存在であるし、僕は刺身が大好物だから、海にいる魚に影響が出てくる以上は他人事では済まない。自分たちがつくりあげた負の遺産だからこそ、我々には解決すべき責任があると思う。

日本の美しい自然を、この先もずっと守っていきたいと改めて感じさせられたビーチクリーンアップであった。

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