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玉造温泉へ痛めた腰を癒しに行ってきました【漫画あり】

こんにちは,くま夫です。

あけましておめでとうございます。今年の出雲平野はあまり雪が降りませんが,今後どうでしょうか。

漫画の出来事は昨年のことです。昨年のいま頃は雪が積もって,車を出すのも一苦労です。妻のネコ美は,仕事へ行かなければならないギリギリの時間までこたつから出ようとしません。しかしネコ美は車で通勤するので,車を出せるように雪かきしなければなりません。くま夫が,雪かきしないと通勤できない旨を知らせると,ネコ美は一生懸命雪かきしました。くま夫も後から加勢しました。

ところがネコ美は雪を侮っていました。素早い動作でチャチャっと済ませてしまおうと思ったのが運の尽きで,腰に激しい痛みを覚えたのでした。積もった雪はそれなりに重さがあり,上手に道具と体を使わないと,どこか体に無理をさせかねません。ネコ美は自身の腰を痛めてしまいました。

たまたま,いいタイミングで玉造温泉へ行くことができました。出雲国風土記によれば玉造温泉について次のような記述があります。「ひとたび温泉に浴すればたちまち端正な美しい体になり,再び浴すればたちまちどんな病気もすっかり治る。昔から今にいたるまで,効果がないということがない。だから,在地の人は神の湯と言っている」(中村啓信監修・訳註『風土記 上』角川文庫 237ページ) ネコ美は痛む体を引きずって二度,温泉に浸かりました。

ちなみに,このときお世話になったのが白石屋さんです。はじめて伺ったときは,そのおもてなしの精神に感動したものです。夕ご飯を頂くときの,その味や接遇はもちろんのこと,コロナ禍でマスクをしておりますがそのマスクのしたはこのような笑顔です,という素敵なイラストは忘れられません。そして,朝食ビュッフェは美味しくて幸せすぎて,お昼ご飯がいらなくなるくらい,つい食べすぎてしまう素晴らしいものです。この朝食ビュッフェを目的に宿選びをするお客さんも少なくないのではないでしょうか。ただ,サウナ好きの観点からすると,いいサウナがあるのに水風呂がないのがもったいない。水シャワーではなかなかととのえない,くま夫です。

ネコ美の腰は,実際には治るまでにひと月ほどかかりました。それでもきっと神の湯の効果はきっとあったのでしょう。雪を侮ってはいけないと学んだネコ美なのでした。

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