見出し画像

ピアノ練習053

トンプソン第2巻、5曲目。

半音進行「村のあちこち」

 4分の4拍子、ヘ長調。半音進行での1と2の指くぐり、これは先月の「アルプスの山々で」でも用いたテクニックです。そのときと大きく異なるのはテンポです。表情記号にCon moto(動きをもって)とあります。テンポ記号はなし。どう弾くか悩ましいところですが、とりあえずゆっくりはないだろうと。
 タイトルや挿絵から想像するのは、個人が生き生きと暮らす、活気ある村の雰囲気。調性のはっきりとしないメロディーからは怪しさを出すこともできそうですが、暗くならないようにという意識は持っていました。
 ミスタッチが減らず、そもそも音符どおりに弾けないというのが最近の課題。図書館で借りた「リフレッシュ・ピアノ・メソッド(岳本恭治)」にあった逆行的練習法を試しました。小節ごとあるいはフレーズごとに曲の後ろから弾くというもの。それから、一度の練習で曲全体を弾くより、短時間であれば一部をひたすら繰り返して完成度を上げることも意識するようにしました。これがなかなか良い気がしています。現在のレベルでの練習曲は短く、パターンの繰り返しも多いです。そのために部分練習を軽んじていましたが、大きな過ちだったのかもしれません。速いテンポでもミスが減り、指も楽に自然に動かせるようになったと思います。

今後

 地道な繰り返しに優る練習は無いのだなと。来週もこつこつとやります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?