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自分は大したことない、悪人である。

親鸞が書いた歎異抄の悪人正機説

『善人なをもて往生す 謂わんや悪人をや』

善人は極楽往生を遂げることができる。

ましてや悪人はもっと心安らかな、神、仏に近い死を迎えることができる

弟子たちは書き間違えかと親鸞に質問したらしい。

書き間違いではないと。

ただしなぜかという説明をすることなく親鸞は亡くなった。


悪人は善人よりも極楽浄土に行けるのだという解釈が

代官を殺せ、領主を殺せという民衆による自治となった一向一揆を支えてしまったが

精神的支柱となった蓮如は「悪人正機説」をうまく説明できなかったために

歎異抄を危険視して

世に出してはいけないとして封印した。


哲学者や宗教家の解釈で納得できるものがなかったという小林正観さん。

正観さんの解釈は

自分が善人だと思っている人は、こころ穏やかな死を迎えることができる。

悪人はもっとこころ穏やかな死を迎えることが出来る。

自分が悪人でどうしようもない、ろくでもない、大したことない、本当に救いようがないと思っている人ほど、神・仏に近いのではありませんか。


正観さんの解説文を読んでもよく分からなかった。

15年以上ずっとピンと来なくて自分の中でひっかかっていた。


この映像で正観さんが語る文脈の中で初めて腑に落ちたような気がする。




習近平もヒットラーもスターリンも

自分のことを悪人とは思っていない。

それどころか正しいと思っている。

人類史において圧倒的に人を殺しているのは

宗教やイデオロギー戦争。

自分が正しいと思っている善人たちが、

正義感を振り回して人を殺している。


世の中の人が全員、自分のことを善人だと思っていたらいつも戦争になる。

全員が、自分のことをどうしようもない奴だと思っていたら平和な世の中になる。


正観さんが悪人正機説の納得できる理解ができるようになったのは

親鸞がものすごく謙虚な人柄だったと分かったからだった。

「親鸞上人さまも大変立派な方ですが、お弟子さんの一人ひとりも素晴らしい方ですね。」

そのような投げかけに親鸞は

「私には弟子はいませんよ。この人たちは全部師匠です。」

と答えていた。

「自分は大したものでも、ろくなものでもない。」ということを

徹底して理解していた親鸞さんから出てきたのが

『善人なをもて往生す 謂わんや悪人をや』だった。



ぼくがアメブロを始めたのは神仏研究家の桜井識子さんに感謝のメッセージを出したかったからなんだけど。

アメブロで初めて全部の記事を読みたくなって何か月かかけて記事を読ませていただいたのがハピハピさん。

彼女の記事は現実創造を試行錯誤しながら実践してきた記録であり

絵もかわいくてめっちゃ面白い。

エイブラハムやバシャールをのぞいて

人間のなかではオススメなのは

Happyちゃんか、このHappyhappy♡さん(通称ハピハピさん)


ハピハピさんが現実創造の出発点として大切にしているのが

「自分は特別じゃないと知ろう」


引き寄せの法則がうまくものに出来ていない人

幸せを感じられない人

そういった方はハピハピさんの自己受容(項目別に記事が読めます)をコツコツ試してみて欲しい。

どんな高額の自己啓発セミナーより価値のある内容になっています。

自分の脳内会話が自分に対して優しいものへと変容していきます。



自分は大したことのない奴だ

自分はどうしようもない奴だと

生きているあいだに気づけるかどうか。

気づいた人が親鸞さんであったり、

現実創造を使いこなせるようになったひとたちなんだね。


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