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退職D進から社会復帰を目指す。その3 博士採用 春の選考編 ES提出時期らへん

こんにちは。日々パンです。
今日紹介するパンは、京都市上京区のアカネBAKERYのショコラブレッド(違ったかも)です。


オレンジの香りがチョコレートとてもマッチしてます。ナッツもアクセントになっていて美味しいです。どのパンをとっても、食べやすいのに個性はしっかり出ている好きなお店です。

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前回の記事のおさらいですが、博士早期採用では惨敗し、3月から選考開始の一般の就活に勝負をかけることにして終わりましたよね。

あれから、

11月にエントリーした企業の選考が終えて敗因を業績不足と分析していたので、3月までの間は主に業績稼ぎを課題として準備していました。あと、この期間に番外編で出てきたあれこれやってました。

それで、3月までに準備できた事といえば、

業績稼ぎ-論文1報アクセプト、2報目も投稿目前

情報収集-説明会に何回か参加して得た採用担当の人事とのつながり、ESや選考情報

くらいですかね、研究内容の説明に説得感が出るというのもありますが、ちゃんと修了できるのか企業の方々は気にしてるのかなと感じていたので業績に関しては大丈夫だろうというくらいにはしてきました。それから、博士課程に進学する(退職する)前から狙っていた企業の説明会に参加したり、そこで働いてる知り合いと話したりして情報収集できたのもよかったです。

3月に入ってから実験は中断して、就活と論文執筆だけに集中してラボに行かず在宅で作業してました。自分の作業速度とかバランスを考えて、とりあえず5~6社くらいエントリーして論文は今月中に投稿しようと思って、めっちゃ行きたい会社2社、条件にマッチする会社4社にまずプレエントリーしました。でも、ESが案外すぐに仕上がっちゃったので、条件にあう会社を見つけてきて、最終的に3月末の時点でESを提出したのが8社(ES提出時期が遅くて検討中が3社)となりました。修士の頃の就活、学振、奨学金、博士早期採用での経験が活きたのか、とにかく早く書き上げられるようになってました。申請書なかなか通らなくてしんどい思いもしましたが、就活で役に立ったんで少し報われた気持ちになりました。

そんな調子でES提出していたわけですが、今年度の就活は全体的に早く進んでいくようで続々と選考の結果が返ってきました。8社中7社がES通過していました、なかなかの好感触、ただ落ちたのがめっちゃ行きたい会社のうちのひとつで厳しさも感じる結果となりました。

参考になるかわかりませんが、ESを書くうえで大事にしていたことをいくつか紹介します。

・募集要項に博士の初任給がちゃんと書いてあること-これをちゃんと書いてない会社は博士卒の採用実績が少ない可能性が高く、書類落ちの可能性が高いです。今回、ES落ちした会社も博士卒の初任給が<要相談>みたいになってて、かなりの人材でないと採用する気が無かったんじゃないのかな。

・スキルセットで自分の優位性を訴えられるようにしておくこと-スキルセットって調べるとIT用語?らしいですけど、生命科学の分野でも何でも使えると思います。実験スキルやITスキルなどの組み合わせで活躍できる場面を想定しながら自分だけの強みをアピールできれば刺さるのかなと思います。自分はこれを意識して博士課程を過ごしてきましたが、この作戦は結構上手く刺さったと思います。

・就活にハマりすぎず企業にも迎合しすぎないこと-学部卒なら社会人5年目なるような年齢ですし、博士課程の学生という少数派の道を選んでるくらいなら、何をして身を立てたいとか、譲れないものとかあると思うんですよね。妥協せずに行きたい企業を選んで、その理由をはっきり説明するのが良い気がします。活かしたいスキルとやりたいこと、伸ばしたい部分が何で、その企業を志望するのかESに反映するとうまくいくような気がします。価値観とか無理に御社に合わせる必要はないのかなと思います。やりたい事が出来ない、社風が合わないなど、ミスマッチを隠したまま入社できたとしても私のように辞めることになりかねませんからね。

企業は博士新卒(特に生命科学分野)に厳しいと言われますが、採用の姿勢について積極的?は言い過ぎかもしれないですが、とにかく消極的ではないと思いました。あと、学振やらで不採択だった内容で勝負しても通過するのでビビりすぎる必要もないと確信しました。これから博士就活に挑まれる方で、不採択続きで自信喪失気味の方は、分かりやすく伝えるための変更はしても、企業にいい顔するための無理な変更や適応はしなくてもいいのではないかと思います。研究内容や人間性は否定されるものではないので。

今後、もうひとつのめっちゃ行きたい会社に狙いを定めながら、一次選考へと進みます。では、次回。

追記

書類選考に関して、自分には職歴があったわけですが、何も不利に感じたことはありませんでした。まあ10ヶ月だけしか働いてないのでカウントされてなかっただけかもしれないですが、何なら、志望動機とか社会性とかに説得力出ていい方向に働いてたかも。あと、結婚もしてましたが選考には何の影響もなかったんじゃないのかなと思います。

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