見出し画像

日々の泡沫

ひびのうたかた。
日々の泡。
うたかたの日々

ひびのうたかた  と  うたかたのひび
ただ前後しているだけなんですが、
意味はどうでしょう?
うたかた(泡沫)
・水に浮かぶ泡
・はかないものの例え
・少しの間
・長くとどまっていない例え
など見つかりました。

名前にしたわけですが、20年も前に邦画『クロエ』を観たことで未だにこの言葉がいつも心のどこかにあります。


この映画がとても好きで、手近に入るボリス・ヴィアンの小説”日々の泡”を読み、また岡崎恵理子の漫画”うたかたの日々”を読み、また映画を観てという感じでこの世界観に浸っていた時期がありました。
この映画を観たことで永瀬正敏さんは言うまでもなく、ともさかりえさんをとても好きになりました。
それまでともさかさん出演の映像(金田一少年の事件簿のイメージ強めで)をあれこれ観てきたわけではないですが、クロエは本当にともさかさんの雰囲気がピッタリというか、想像するクロエそのものでした。
この映画を観るきっかけは忘れましたが、最後に永瀬さんが号泣する場面にゾクゾクッときたことを覚えてます。

毎日は不変でそう大きな違いはなく、でも少しは変化していたりするのですが、基本的な人の行動(生活)は特に変わりはしないと思います。
ですが、取るに足らない日々でさえとても貴重な日であり、一瞬一瞬が儚いと子どもが生まれてから一層感じるようになりました。

うたかたのように毎日は過ぎゆく。
毎日が来るのか行くのか分かりませんが、息をしているだけでその瞬間が過ぎていきます。
ただ、その瞬間も文字に起こすとなぜかとてもうたかたには思えず。
頭の中で忘れそうなうたかただった日がにまたとない思い出に。

そんな毎日のひとときであるうたかたを切り抜き、つぶやき、思い出せるようにnoteにしたためていければと思うところです。

毎日って書いてしまったけど、ときどきで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?