240421 積小為大 

長男の宿題に使った「寝るまえ 1分おんどく 366日」をパラパラとめくっていた。

『せきしょう いだい』 にのみや そんとく

だいじを なさんと ほっせば、
小さなる ことを、
おこたらず つとむべし。
小つもりて 大と なればなり。

およそ 小人の つね、
大なる ことを ほっして、
小さなる ことを おこたり、

できがたき ことを うれいて、
できやすき ことを つとめず。

それ ゆえ、ついに 大なる ことを
なす こと あたわず

と書かれているページが目にはいった。
何回も読み返す。

読んでいて、自分のことを見透かされているようで恥ずかしくなる。

でも、大きな文字、ほぼひらがなで書かれているからか、例えばお寺の住職の方が子どもたちに言い聞かせるような雰囲気がただよう。
だからか、なせがあたたかくも思えた。

いつか言葉の意味を長男に聞かれて説明するとき、もう少し自分に自信をもった状態で伝えられるように。

体調管理が難しい年齢になってきたけど、毎日、小さなことを積み重ねていきたい。

そう思って、本を閉じた。

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