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240513 落ち込んだ時には

長男がこのところ少し不安そうだ。
不安というのはあたっていないかもしれない。
なんとなく落ち着かない感じ。リラックスしていない感じ。

気持ちが落ち着いていないときに(安心していない?)出る動き、その都度違うけど、なんというか独特の動きが出ている。

席を立つときに、何回か同じ動作をしてからやっと立つ、とか、食事だから席についてね、と伝えても、何かを探すように、(もしくは不安なものがないように?)ソファにあるブランケットを何回かよけてその下に何かないか確認してから来たりとか。

大体何か懸念事項があるときにでることが多いように思う。
とても苦手としていた幼稚園の運動会の前や発表会の前とか、はたまた、もっと小さい時、とても楽しみそうにはしていたけど、初めて飛行機に乗って旅行するときとか。

夫と、数日前から久しぶりにでているね。今回は何が原因かぱっと思いつかないけど、なるべくゆっくり見守っていようと話していた。

今朝も登校前に、いつまでもタブレットの通知?の確認をしたり、窓の鍵を何度もチェックしたり、さらに庭に何か危ないものがないかみてくる、と言ってチェックして、もう一回しにいく!と強い口調でいいはってみたり。

このところ、そういう様子はしならくなかったので、大丈夫かな?と心配になったのと、時間が気になる、というよりは、ちょっとめんどくさい、、、という気分になってしまった。

そして、夫とゆっくり見守ろう、と話していたのに、安心感が伝わるような「大丈夫だよ」ではなくて、少しイラっとした様子で「大丈夫だから、もう行こう」と言ってしまった。

歩いている時も、いつもより元気がない感じ。
横断歩道を渡って、学校まで2,3分のところから、いつものように、ここで大丈夫、もう見守っていないでいいよ、というので少し後ろ髪ひかれる思いで自宅へ帰る。

久しぶりに自分の対応に落ち込む。
どうしてあげたらよかったかな、本当に難しい。
不安な時の、戸締り確認とかは、ほっておくとどんどんエスカレートしていくこともあって、寄り添い方にいつも悩む。
どこかで、ゆったりと、もう大丈夫だよ、と伝えて、本人も腑に落ちると収束していくことが多かったけど。

自分が不安な時だったらどうしてほしいだろう。

ずっと考えていたけど、今日の様子だったら、明るく、じゃあ一緒に確認しよう、と手をつないでみてあげたらよかったような気がする。

お母さんもみて、と言われた時に、その場でみて、うん確認したよ、とは伝えたけど、確認している様子がちゃんとわかる様子で、二人で確認したから大丈夫だね、と笑顔で伝えてあげたらよかったかな。

彼のことをいたずらに心配しすぎるよりも、今目の前の彼を安心させる方が大切だったような気がする。
あぁ、また近視眼的になって、視野も狭くなっていた。

昨年の担任の先生とやりとりしていた連絡帳をみたら、この時期、少し不安定な様子(チック)がでていた記録がある。
確か、幼稚園の時もGW前後にすごく疲れていたように思う。

ちょうど、新学年になってひと月、大人だっていろいろ精神的に不調になることも多い時期。

難しいなぁ、と思うけど、なんというか、彼がちゃんと不調を自分なりの方法で伝えてくれていることにも感謝したいなと思う。

失敗もしてしまうけど、今目の前にいる彼をちゃんとみて、勝手な不安や妄想をして心配にのみこまれずに、寄り添えたら、と思う。

今日、落ち込みから回復するのに、一番効いたのは、「感謝すること」だった。
ちょうど、数日前にほぼ日で糸井さんもそういうことを書かれていたことを思い出した。

幸せを感じた時も、不安を感じた時も「ありがとう」と意識して思っていたけど、(これは自分のお守りみたいなもの。またいつか自分の考えをまとめて書きたい)
落ち込んだ時の自分を浮上させる方法としても忘れず覚えていようと思う。

彼を送った後、図書館に本を返しにいきがてら散歩をし、その後はとにかく家を掃除というかたちで整えたのも、その後自分が好きで始めた、家族とは関係のない仕事に没頭したのもよかったと思う。(身体を動かすこと、空間を整えること、自分の世界に集中すること)

失敗して落ち込むことも、まだまだあると思うけど、落ち込んだ時の対処法をふやしつつ、いつも明るい方をみて、彼のことを見守っていたい、自分らしく日々を重ねてゆきたいと思う。

お昼ごはんを食べたら、元気な顔で彼を迎えに行こう。

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