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はじめての曲作り(最初の4曲)

各所で体調を崩したと言っていましたが、だいぶ回復してきましたよ。

さて、具体的にどう悪かったかというと、スクリーンを見ていられない、10分以上座っていられない、という具合でした。仕事はもちろん、酷かった時期には紙の本も読めなかったので、娯楽が一切なくなってしまっていました。

写真や動画の撮影編集もできないし、文章を書いて投稿することもできないし。今は回復してきているのであれこれできるようにはなったのですが、それでも体調が逆戻りしないようにセーブしながら行きています。SNSもまだInstagramのStoriesしかアクセスしていません。画面がスクロールするのを見るのがつらいので、各種SNSのタイムラインはほぼ見ていません。

という状況だったので、ある程度回復した段階で、以前からやりたいと言っていたDTMをはじめてみました。DTM (Desktop Music)は和製英語で、海外だとComputer Musicになるのでしょうか?パソコンで曲を作ります。ただ、スクリーンを見ていられないので、この記事の最後の方に載せているTeenage EngineeringのOP-ZとOP-1というシンセサイザー/シーケンサーを使いました。これらを使うと、パソコンがなくても単体で曲作りができます。

今回は、はじめて作った曲を載せてみようと思います。カメラ初心者がはじめての一眼カメラの写真でよろこんでいるような、アプリで適当にフィルタをかけて遊んでいるような、そんな感じですね。

YouTubeの動画とSoundCloudの曲をどちらも貼っています。SoundCloudの方は無駄にお金を払って自動マスタリング機能を試したので、YouTubeよりも何かが向上しているかも。

1曲目「小綺麗くん(25歳・男性)」

はじめての曲。ベタにコードが進行してくような曲にしてみました。日本語だとJ-POP的な曲作りの情報が多くて、それに従って作りました。僕が25歳の時には、こんな小綺麗さは微塵もなかったわー。

動画のタイトルにMVと入れているけれど、撮影〜公開まで1時間しかなかったので、曲のイメージとまったく合わない動画になってしまいました…涙

音楽をちゃんと聴かずに生きてきたので、マスタリングされても違いがよくわからん。耳を鍛えなければ。

2曲名「不思議ちゃん(38歳・男性)」

幻想的な曲にしよう!と思って、作ってみたら、これは幻想的ではなくて不思議ちゃんだ…と。しかも38歳ね。いますよね、38歳の不思議ちゃん。

メロディっぽく鳴っているのは、OP-Zのステップコンポーネントという機能を使ってランダムに生成しています。再生するたびに違う曲になるという意味でも不思議ちゃん。

不思議感のある動画にしたけれど、雑ですね。でも、曲には合っていそう。

曲の終わり方をどうすればいいかわからなくて、1曲目も2曲目もフェードアウトで逃げてます。どうすればいいんや。

3曲目「Work From Home」

家で仕事してるとこんな感じになりません?僕だけ?

OP-Zの機能をいくつか使ってみました。OP-Z本体にはスクリーンはついていませんが、スマホやタブレットのアプリと接続してパラメータの値などを確認できます。でも、スクリーン見れないので、適当にダイヤルをいじった偶然の産物感が強いです。

OP-Z は動画や照明をコントロールすることができます。上の動画はアプリに入っていたデータなのですが、何も操作していないので最後まで変化はありません。

もっと長いバージョンを作りたかったのですが、OP-Z単体ではこれが最長でした。ステップコンポーネントという機能を駆使すればなんとかなりそうですが、そこまで使いこなせていません。

4曲目「Lo-Fi J-Pop」

もともと、曲を作りたいと言い出したのは、動画やPodcastのBGMを作るためでした。最近はかなり流行っていますが、Lo-Fi Hip HopだったらBGMに使いやすいんじゃないか。ということで、4曲目でLo-Fi Hip Hopにチャレンジ。

ドラムパートを作ってみると、なんとなくそれっぽい。ところが、メロディを入れたら、J-POPが染み付いている。そういえば、Hip HopともJazzとも無縁で生きてきたのでした…

動画、というか静止画は、Lo-Fi Hip Hopと言えばこれですよね。いらすとやのイラストを組み合わせて忠実に再現しました。

この曲だけ、OP-1を使っています。OP-Zで作ったトラックをOP-1に録音してあれこれ切り貼りして仕上げました。なので、他の曲よりも長い曲ができました。OP-1にはラジオが付いていて、その音をサンプリングできるので、全体にうっすらラジオのノイズを乗せています。

機材

Teenage Engineeringのプロダクトはデザインと遊び心がすごい。

SoundCloudとYouTube

これを機に、SoundCloudに日常的にアクセスしようかなと思ってます。メジャーデビューしていない(あるいはする気がない)魅力的なクリエイターがたくさんいるので、曲を投稿する側でなく曲を聴く側としても楽しめます。

YouTubeでは、毎日英語でVLOGをアップするという活動をしていました。YouTubeで英語できない人が英語でしゃべる動画はブルーオーシャンだと気づいて始めたのですが、それにしても英語ができなさすぎるというのを確認して終了しました。できないことがどれくらいできないか?を知るためのプロジェクトだったので、大きな収穫です。

という感じです。

プログラミングや写真をはじめた時もそうだったのですが、知識も技術もない分、何のしがらみもなく自由にあれこれやるのは楽しいですね。酷いものが出来上がっても、初心者だからと言い訳できるし。

最後に、体調はかなり回復してますので、ご心配なくー。

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