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続・最高の出逢い

3x4xS(さしす)ライブ【新響地】兵庫県加東市文化会館にて


  とても楽しいのです!

 今回は私のライブ会場での、3x4xSお2人の演奏以外の事で、体感して来た事のお話も入っています。
  会場の加東市文化会館に着いてから、開演時間まで時間がまだありましたので、ロビーにあるソファーに座り開演を待っていました。
 沢山の方々がいらっしゃっていて、座っている場所が他の皆様と距離が近く、(決して聴き耳を立ててはおりません)おそらく地元の御年配の奥様方が、フライヤーを見ながら「この狐のお面の方は、この部分から外が見えるようになっているのかしら?」「ああ、そうよね、ここかしらね?」思わずクスッと笑いそうになりましたがこらえました。そうですよね!気になりますよね!私もあまり存じ上げておりません。しゃみおさんは(三味線奏者様)しゃみおさんですから、しゃみおさんなのです(訳分からない思考な私)皆さんのお話をしている輪に入ってみたいと思ったものです。

  開演です!

 ついに開演の時間がやって参りました。大人気なくダッシュして、1番前へ!⋯はしませんでした。ゆっくりと1歩ずつドキドキする気持ちを抑えつつホールへ。「あー・・・久しぶりのこのホールの空気感いいなぁ」冷え過ぎてもいなく、暑い感じでもなく、少し緊張感があるような。
 幸いにも1番前の座席が空いていましたので、1番前へ。本当はホールの真ん中辺りの座席が聴きやすいのかもしれないのですが、お二人のお姿を目の前で拝見したいという気持ちが大きかったのです。「うあ、舞台が目の前にある・・・ヴァァ」周りの皆様がお気付きだったか分かりませんが、かなり挙動不審な私でした。
 開演前のアナウンスが入るのですが(ホールライブならではだと思います。小さいハコのライブハウスとかでは無いですよね?)聴き覚えのあるお声。チェロ奏者様のヌビアさんでした。「ヴァー。高すぎず低すぎず、とても聴きやすいお声のアナウンス」本当にマルチタスク?なお方だ。感動していたら、近くに座っていらっしゃった御年配の男性が「⋯ええ声しとるなぁ!」とボソッと(激しく同意です!)私は心の中で頷いていました。そしていよいよライブ開始です!
 3x4xSのお2人が袖から登場、三味線奏者のしゃみおさん、チェロ奏者のヌビアさんの順番なのですが、先程の御年配の男性がしゃみおさんのお姿を見て「⋯サムライやなぁ⋯」と。そうですよね(2度目の激しく同意)着物に袴姿で凛と立つお姿。刀ではなく、三味線を持った侍。前回も書かせて頂いた通りで本当に三味線の演奏スタイルの様々な可能性。ワクワクが止まりません。


  即興演奏の素晴らしさ

 3x4xSのお2人の魅力は沢山あるのですが、即興演奏がとても素晴らしく凄かったです。その場でお客様から演奏して欲しい曲を、キーを変えて打ち合わせなしで演奏をするということです。サラッと書いてしまっている私ですが、むちゃくちゃ大変な事で難しい事なんです。ネタバレになってしまいますので多くは書けませんが、即興演奏で水戸黄門様を川にそっと沈めたのは(どういう状況?って気になると思いますが)初めて体験しました笑。この事は即興が凄い!という事を拙い言葉でお伝えしています。ふざけはございません。大笑いさせて頂けるライブ。それだけでなく涙が出たり、色んな感情が湧き出てきて何回もお伝えしますが、本当に参戦出来て良かったです!ありがとうございます。


  楽器演奏が出来なくても楽しめる

 音楽は楽器がなくても、楽しむ事が出来ますよ🎶と教えて頂けたのも、新響地ライブです。3x4xSとピアノ演奏者様のバタおじさんの演奏する曲に合わせて「手拍子で参加」できるという楽しさです。楽器の演奏は直ぐに出来たりしませんが、音を聴きながら手拍子したり時には踊ったり、そういう一体感を体験することで音楽の演奏に参加している自分が居るのです。手拍子の合わせ方も自然と3x4xSのお2人や他の演奏者様に導かれる感じです。ステージの演奏者様とお客様みんなで楽しむライブ、これはとても最高です。
 ありがとうございます!ここでの補足になってしまい申し訳ないのですが、ヌビアさんがライブの時にお話されていた事で「舞台上の奏者とお客様の距離感というものを舞台の上からとかなどなく、身近で我々の(3x4xSの)音をお客様にお届けしたいと常日頃思っております」とお聴きしたのが(言葉に違いがあったら申し訳ございません)印象的で、その通りのライブになった事が涙が止まりませんでした。

※イラストは実際とは異なり、イメージでございます。



 あとがき

 第1弾を私なりの拙い文で書かせて頂いた、3x4xS【新響地】ライブのレポ?体感・心に響いてきたこと。第2弾は少しだけ硬くならない文章にしたり、周りのお客様と私の目線からの事になりましたが、沢山のお客様をこんなに惹き付けていらっしゃるお2人と演奏者様。

いつの日かより多くの皆様に是非ともライブへ参戦して頂けたら、ファンの1人としてとても嬉しいです!

               令和4年12月6日  maki

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