往復書簡 2020/09/10
のぞみんへ
前略ほにゃらら~の前略。ちょっと手紙のマナーがが怪しくて使い方を調べました。
とある喫茶店、ひばり珈琲の店主「のぞみん」とそのお客の「めぐみん」ことわたし。そのわたしからの「往復書簡ごっこしよう。」のお誘いに「いいね!やろう!」とふたつ返事で返してくれたのぞみん。ありがとう。ひばり珈琲のカウンターで珈琲を飲みながらあーでもない、こーでもないとお話ししているかのようにやりとりできたら嬉しいな。
わたしが"文章を書きたい。"そう思ったのは、書き物ってシンプルなもの作りだと思ったから。いまままで仕事で形に残るような新しいものを作り出したことってあんまりなくて。感情や頭をゴニョゴニョ使って既存のもの同士を繋げたりある価値観のもとにそれを見いだしたり。対人サービスだけれど目に見えるものとして何かをつくるってことなかったような。だからこうしたらこれができるみたいな、シンプルなものづくりもあこがれ。そんな作業がわたしに必要な気もした。最近はまっている、料理や裁縫もその一環なんだ。
今日はこの前ひばり珈琲でやったプレお料理会について聞いてもらおうかな。これは、のぞみんがわたしが習っている重ね煮っていう調理法に興味を持ってくれて教えてほしい、ってことでひばり珈琲で料理会をしようと提案してくれたんだよね。プレお料理会はお客さんを呼んでやる前の練習と試食会。
何か依頼されるって初めての経験でそれはそれは嬉しかった。お料理をみんなに食べてもらうっていうのも嬉しかったけど、わたしの提案を軸に周りのみんなが動き出してくれるっていう経験も初めてでむずがゆいような不思議な気持ちになったよ。ごちそうさま~って、みんなが勝手に皿洗いしてくれてそのあとみんなで珈琲まで飲んじゃって。楽しかったね。
のぞみんのやってみたいことってなんですか?
わたしは今日ぶどうぱん作ったよ。
めぐみより
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