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“なんとかチャレンジ”問題?

いつどこで誰がどんな目的で始めたのか、
なんとかチャレンジでFBやinstagramが溢れてだいぶ経つ。

本の表紙、料理レシピ、子供の時の写真、ハッピーな時の写真、腕立て伏せなどなど、きっと今も新たなチャレンジが生まれ中。

私もちょうどしばらくSNS断ちしていたころ、
よくして頂いてる尊敬する69歳の方から、book cover challengeのバトンを受けてくれないか、とご連絡があった。

流行ってるのも知らなかったので、何かよくわからないまま、ただ単純に選んでくださってありがとうございますー!と受け取ってしまった。

なんかわからないけれど、7日間やってみたらどんなことを感じられるのかを感じたい、という興味もバトンを受けるのに充分だった。

実際には今はもうルールがあってないような感じで広まってるけれど、私が受け取ったのは1日1冊と友達一人を7日間毎日紹介してつないでいくというもので、
いざ始まってみると、まぁまぁバトン渡すのを断られる。

このひとの7冊知りたいなー、きっと他の人も知りたいだろうなーと思う人に声をかけてみるのだが、
結構即断られた。

多かったのは、
「そういうの興味ない」
「そういうのはやらないことにしてる」

何人かに断られて私が思ったのは、
みんなかっこいいなー!だった。

頼まれたからやるのではなく、
自分のポリシーや軸を持ってる彼らはステキやなと思った。

実際自分が7日間やってみて、
とても良かった。

自分の今と過去と対話してその中に没入して再び新鮮に味わうような、自分に対してとその時と今を支えてくれた、くれている存在を思う時間旅行のようだった。

正直何十年も連絡とってない人のことやしばらく思い出しもしなかった人が実は自分の人生のキーパーソンの一人だったことにも気づく。

その頃のいろんな感情や行動や出来事をどれも宝物のように愛おしく思う。

そしてこのいつかの私やあの人やあの出来事をこうやって味わうことで今日を含めた未来が創られていくのを感じる。

今日は、一汁一菜チャレンジなるものが回ってきて、献立や器の取り合わせを考えている。

私などの小者はこういう時ちょっとさりげなく見栄を張ろうというのがどうしてもある。

普段使いしてなかった、いつか骨董市で求めた安土桃山期の萩のお茶碗をしれっと並べてみたりする。

そしてこの際、実際これで食事をしてみた時に、その肌触りや景色や口あたりそして味わいの豊かさに驚愕し、なんで今まで使ってなかったのかと思うと同時に、
これを手に入れてくれたいつかの自分、やるなと思うのと、
こんな時間をこれからも毎日感じたいな、感じていいんだな、
と新しい毎日の中の自分をすんなり受け入れられた。

なんとかチャレンジは私にとってはご縁いただいた誰かからのギフトで、
それをありがたく舐め回すくらい堪能して自分をしつらえたら、またご縁を感じられるセンサーが赴く先へ心を込めて流す。流す先は受け止めたい人が受け止めればいい。

自分を掘るほどにつながり拡がる、
を体現したい私には最適なギフト。
送ってくれてありがとう。

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