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『ドリームプラン』洋題:King Richard

先日、知人からのオススメ映画『ドリームプラン』を見に行ってきました!^^

|あらすじ|
テニス選手のビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を育てた父親の実話を基にした、家族ドラマ。
テニス未経験ながら、独学で“ドリームプラン”なる計画書を作成し、娘たちをプロテニス選手に育てようとする父親の苦難と奮闘を描く。
『幸せのちから』のウィル・スミスがこの父親を熱演し、レイナルド・マーカス・グリーン監督がメガホンをとった。
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最初から最後までど集中!!!
自分の価値観と向き合う大切な時間になりました^^

私は1映画ファンとして、
・頂点をとる家族が大切にしていたこと
・キャラクターの想いの描き方
についてフォーカスを当てて鑑賞しました♪

家族というチーム

姉妹が世界1位を目指す時、“家族”という“チーム”で支え合いながら課題を乗り越えていきます。

その中でキーマンとなるのが父:リチャードさんと母:オラシーンさん。

主人公リチャードさんは姉妹が生まれる前から「計画書」を作成し、実現に向けて誰よりも戦っていました。

昼間は娘たちとテニスの練習、夜間に危険な警備の仕事をするなど、”姉妹の見えていないところで考える姿と尋常ではない努力”が印象的でした。
作品に描かれていない部分も含め、世界に蔓延るどんなノイズにも打ち勝ち、誰よりも全力で走り続けたリチャードさんの姿、本当に尊敬します。

また、家族にとって1番大事な存在、オラシーンさんは誰よりも愛に溢れる方でした。
5人の姉妹一人一人全員に与える繊細な愛、
誰よりも走り続ける夫を支える献身的な愛、
様々な出来事が巻き起こる中で家族を守る力強い愛、
全ての彼女の行動から女性の底力を受け取りました。

「この世で1番強い生き物は、考える女性なんだよ」

たわいもないシーンでリチャードさんが姉妹に伝えた言葉から、オラシーンさんへの尊敬と愛を感じました。

緻密な音響設計:テンポとフォーカス

音の作り込みが繊細でした♪
最初の情景やテニス練習風景、試合中などでは映像と共にテンポが良く作られ、
テニスボールを投げる音、打つ音、テニスコートの落ち葉をかき集める音など、”必要な音“を強調するFoleyという仕掛けも多く散りばめられていました!

本作品関わる音響スタッフは総勢40名!
dialogue supervisor, re-recording mixer, adr recordist, sound utility, foley mixer, adr mixer, dialogue editor, foley artist, sound effects editor,boom operator, orchestrator, musicians, special effects editor,,, etc.

大学当時、1人で全部の仕事を担当していた私にとっては夢の世界です^^♪
映像と音響がバチッと合う作品は観客の心を鷲掴みにしますね!!

出演者陣の想い

実は本作品を見る前に、Youtubeで撮影秘話を見てから映画館へ行きました!

現場はとても和気あいあいで、全出演者陣/スタッフが本当の家族のように撮影しているのがわかります^^

各キャラクターの役作りも全力。
特にWill Smithさんの言葉尻を良く聞いてみると、”リチャード”としてのWill Smithと“俳優”としてのWill Smithは話し方が大きく違うことがわかります!
流石オスカー主演男優賞候補!本当にすごい!!

改めて大切な人との関係をもう一度見直すきっかけになり、私自身も日々の生活から、誰よりも考え戦う女性になろうと決めました。

大切な人ともう一度見たい作品に出会えました♪♪

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