私たち、どんな気持ちを共有したい?

結婚する前、
私は名古屋のITの会社を経営する
彼と付き合っていたことがあるの。

仕事がよくできて
たくさんの社員を
抱えていたから
社員をとても大切に思っていたけれど

同時に社長の苦悩もあり
ストレスが溜まると
人を小バカにする
ちょっとヤバイ一面がある人だった。

私はそんな彼に
「どんなことがあっても
 人を見下すような人間になってはダメ」
と、こんこんと伝えたけれど
人はそう簡単には変われなかったみたい。

そんな
人を褒めることをあまりしない彼が
私を唯一褒めてくれたことが
「緋愛(ひあ)は良い文章を書く」
ということだったの。

正直ビックリしたけど
彼の本心だったと思う。

私ね、昔から文章を書くことは得意で
読書感想文で賞をもらったりとか
中学の時
生徒会長になって書いていた
生徒会通信みたいなものの文章を
よく褒められていたの。

私が文章を書くことは
自分を表現すること
というのもあるけれど

それ以上に読み手に
『救い』がなければいけないと
思っています。

楽しい気分をより楽しくし、
悲しい気分に寄り添って、
傷ついた心をそっと癒し、
寂しい時に一人じゃないと思える力。

それが文章にはあると思うから。

時に
生々しすぎて直視できないかもしれないし
傷ついた心に塩を塗ることもあるかもしれない。

だけど、その気持ちでさえも言語化することで
共有することができるの。

共有することで癒せる思いがあるの。

「私たち、どんな気持ちを共有したい?」

あなたの心のモヤモヤを
私に言語化させてください。

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