「神戸節」←読み仮名を答えよ。

……はい、皆さんタイトルなんて読みましたか?
こうべぶし?

いえいえ、これは「ごうどぶし」と読むものなんです。
神戸節とは、名古屋の神戸(ごうど)町の私娼・遊客たちから広まったとされる歌です。
7775の26文字の歌を5つ合わせて節に乗せる。
これが都々逸(7775の26文字の定型詩)の元になったと言われています。
例としては次の歌。

おかめ買う奴あたまで知れる 油つけずの二つ折れ
とりい二つ越えて宮まで行けば 尾のない狐に化かされた
宮の宿から雨降る渡り 濡れていくぞえ 名古屋まで
お痩せなされた三日月さまよ やみのあげくのはずじゃもの
かわす枕がもの云うならば わたしゃ はづかし床のうち


さて、そんな読み方すらピンと来ないマイナーな神戸節を集めた電子書籍がこの度Twitter発信で配信されました。
普段都々逸を詠んでる人から詠んでいない人まで、総勢39人が参加したこの企画。
こちらに私も参加しております。

http://p.booklog.jp/book/99481
(企画編集:小早川さん)

上記アドレスより無料でご覧いただけますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
現代神戸節の名作迷作盛りだくさんです!


……色っぽいのもあるよー。

#どどいつ #電子書籍

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