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アマチュア漫画家として漫画の取材を受けた話
先日コミチ×withnews連動企画「#修学旅行の黒歴史」というお題に漫画を投稿し、大賞をいただきました。
大賞受賞作品の作者は、作品についてのインタビューを受けられ、withnews特設サイトで掲載されるほかYahoo!JAPANのニュースとしても配信されるとのこと。
昔から大好きなバンドの音楽雑誌のインタビュー記事をむさぼり読んでた自分としては「いつか誰かにインタビューされてみたい(というか、誰か私に興味持って欲しい)」と淡い憧れを持っていたので…
取材の日がたいそう楽しみだったそうな(物語口調のナレーション)
以下、取材を受けた時の私の気持ちを漫画にしました。
「日々ひみつの野郎、プロの漫画家目指してるわけでもないのに取材受けるなんて…!天狗になってやがる!」とハンカチの端っこを噛みながらキーキー悔しがってる方がもしいらっしゃったら、どうぞ美味しいクッキーなど召し上がりながら落ち着いてください。
漫画に描いたとおり、私は取材を受けてwithnewsで記事になるとか、Yahoo!JAPANのニュースで配信されることより(というか、配信されてるのを知らなくて、炎上してはいないかと恐る恐るこっそり薄目で見に行き…炎上してませんでした。あったかいコメント多かったです。)
電話口でお話を聞いてくださった取材担当のNさんが「ネーム下書き段階でいいなと思ってたので、どんな風に完成するか楽しみでした」というような事をおっしゃってくださったことに感動して…。
創作してる方ならわかる方も多いと思いますが、描いたり作ったりしてる時って、ホントこれどうする?これでいいのか?とか、一人であーだこーだ考えるじゃないですか。一人で。主に、一人で。
でも、そんな事考えて描いたり考えたりしてる時にどこかの誰かが「あ、これ続き読みたいかも」って、ごまひと粒レベルでも0.000001秒でも考えてくださっていたのなら…
こんなに嬉しい事ないじゃないですか
一瞬の思考でも、こっそり無意識レベルでいいんです。もう、それだけで、ものっすごく、有難いなぁって。
それを、直接耳で聞けたこと。
地方に住んでいて、夫にしか漫画を描いてる事を話していない私にとって、初めての体験。
取材という前提でしたが、漫画のことを話せる機会が嬉しくて初対面(?)の取材担当のNさんに色々と脱線しながら1時間喋り倒しました。
こんなに私おしゃべりだったっけ?って不思議だったんですけど、元々オタク気質というか、好きなものや興味のあることについて語るのは大好きだったので、ああ、こういう自分の一面もあったな、すっかり忘れてたわって、再確認。
コミケとかコミティアとか行ったことないのですが、こういう「作品を読んでくれた方との交流」って、ものすごい力になるんだろうなって。
インターネットはどうしたって♡などのリアクションと文字が主流で、文面で相手のことを知るしかないから誤解も生まれがちだけれど、声色とか表情とかそういう要素があれば、理解も深まるし柔らかい空気を作れると個人的に思うので。
話は脱線しましたが…終わりに、自分は「プロの漫画家を目指していない」けど「漫画を感情や体験を伝える手段として学んでいきたい」と思っています。
最近よく「自分が願うなら肩書きとして名乗っていい」みたいな風潮があるとは思うのですが、漫画家を目指していないので名乗れないし…でも漫画は描きたいから、漫画を描いてらっしゃる方々や漫画家の卵の方と交流したい…
とか、悶々と考えていました。
先日コミチで東京ネームタンクのコラムを拝読して、あ、これにしようって。
"アマチュア漫画家を目指す"のがしっくりくるんじゃないかと。
アマチュア漫画家、を、目指すアマチュア漫画家の卵です。卵が割れるか孵化するかは、これからのお楽しみ。
コミチ
https://comici.jp/articles/?id=6842&userPage=1&userSort=1
取材記事
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