アナログで　描けない私は　デジタル詐欺

日々ひみつ

2020年8月11日 21:42

ボールペンで美麗なイラストを一発描きができる方、尊敬します。

私はデジタルの力に助けられてなんとかそれなりの絵が描けています。言うなれば、デジタルで盛ってます。

↑最近描いたどこにも出す予定のないペーパー

盛りに盛りすぎて、本当の画力を見失いました。なので今初心に返ってアナログで練習中です。

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陽キャでパリピ気質の妹がいます。

中学生の頃、自室にこもってペソペソと絵を描いて2次元に生きていた私とは違う。友達の多い、3次元の人生を歩んでいた妹。

しかし、2020年彼女は絵を描くことになったのです…

鬼滅の刃の大ヒットが、彼女の運命を変えました。

妹の娘（幼稚園生）が、アニメ「鬼滅の刃」にどハマりしたのです。
つい半年前にあったときは、プリキュアっ子だったのに、先月久しぶりに再会した姪っ子は、、、四六時中鬼滅の刃のキャラクター名をフルネームで連呼していました。
そして彼女が肌身離さず持っているメモ帳。その中には…

妹が毎日毎日毎日毎日…鬼滅の刃キャラをボールペンで描いたものが、何枚も何枚も…

中学の頃から好きなキャラの絵を描いている私は戦慄しました。

「…鉛筆での下書きも無く、ボールペンで一発描き…だと…？」

そうなんです。妹はオタク出身の絵描きじゃないので、絵の描き方はいわば素人。鉛筆で下書きをするという概念も無く、絵のアタリ（顔を描く上での補助的な線）も無く…家のどこかに転がってる、何かの粗品で貰ったような、なんの変哲もないボールペンで、まぁ上手にキャラを描いてるんです。

「…マジか」

私は彼女に負けじと実家のペン立てに刺さっていたボールペンと質の良くないメモ紙にキャラを描いてみました。
数分後。書き味の悪さを理由にして、線が曲がったりヨレた部分を黒く塗って誤魔化した偽炭治郎を、誰にも見せず、こっそりゴミ箱に捨てました。自分の「妹よりはうまく描けるだろう」というプライドと共に。

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思い返せば、考えて描いてないんですよね、私。
「手で口を押さえている顔を描きたい」と思っていても、思いのままにサラサラ〜っと描いちゃうもんだから、口の前に手を描くのをすっかり忘れて顎まで描いちゃうんですよね。顎に差し掛かる前に、右手の指を描かないといけないのに、輪郭描きたい〜目〜描きたい〜ってサラサラ〜っと。

そりゃ似た様な絵にもなるし、全然上達しません。今更気づきました。

気づいたので、これは、まぁ、やるしかないかな。と。

ということで、マンガとGIFはちょっと置いといて、アナログ絵を描いています。自分の頭の中に浮かんだ構図をなんとか紙の上に再現する練習。あとは好きなテイストの絵を模写させていただいたり、諸先生方のマンガ表現を参考にしたり。少しでも自分の脳と手を動かせるよう…。

以下は練習した絵を貼っています。上手くないです。これから、マシになる予定です。

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