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2020年からの資産形成を振り返って

 資産形成を始めたのは厳密には2019年からですが、金融資産のカウントは2020年度から始めました。
また、実物資産、奨学金等の借入金も含んだ、純資産で考えるようになったのは2023年度からです。

2020年度

 金融資産は約1050万で、負債を含めた純資産は850万程度です。前年比は不明。おそらく+300万前後。
妻が育休に入り、収入が減る。出産費用が高かった。資産形成への意識がより高まる。とにかく固定費の見直し。
年後半からiDeCo、つみたてNISA、ジュニアNISAをスタート。FXで失敗。株式投資の情報をとにかく集める。SNS情報を鵜呑みにしがち。
他には、手っ取り早く始められるものとしてポイ活を始めました。現在は、夫が高額案件のみ、妻は今でも継続中。
 金融資産の半分以上はこれまで積み立ててきた個人年金で、残りが現預金といった状況でした。

2021年度

 金融資産は約1599万で、純資産は不動産を購入をしたため、1400万くらいだと思われます。前年比+500万前後。
妻が育休→時短になり収入が少し戻る。
個別株投資をスタート。年前半はグロース株で大損。一方、ダブルバガーで取り返す。
SNS情報の鵜呑みが危険だと少しずつ学ぶ。同時にトライ&エラーを繰り返しながら失敗しやすい投資方法を学ぶ。
 資産形成を意識すると1年で500万も増やせるのだと、自信を付けた年でした。
リスク許容度を上手くつかめず、現金比率が非常に低かったです。

2022年度

 金融資産は約2050万で、この年も不動産を購入したため純資産は1900万程度だったと思われます。前年比+450万前後。
妻が時短→育休に入り、更に収入が減る。出産費用がとにかく高かった。一時的な支出も多かった。
個人年金の一部を解約。スイングトレードに組み替えて、少しずつ投資資金の元手が増える。
 ポートフォリオに占める株式の割合が一時的に50%を超えた年です。年間+500万前後が増やせる範囲だと考えていました。
この頃に、ようやく資産形成に対する考えの基盤が出来上がってきたと思います。

2023年

 資産を純資産で算出し始めます。加えて、これまでの締めは3/31でしたが、12/31に変更。
2023年の純資産は約3400万。前年比+1500万前後(期間:3月末〜12末頃)。
一気に純資産が跳ね上がる。為替と株が吹き上がった事に加え、スイングトレードで年後半からの怒濤の上げ相場に参加できたこと、不動産のローン返済が進むと同時に不動産価格が上昇した事が大きな要因。
 この年から仮想通貨投資や貴金属収集も始めました。現金として持つ重要性もここで学んできました。

資産形成を始めたばかりの頃と比べて

 資産形成当初は、5000万とか8000万とか書いている人を見ていて、「いや無理でしょ」というのが率直な感想でした。
むしろ年間300万も貯蓄できているだけで十分すぎるくらいで、それ以上は世帯年収1000万以上とか、親から贈与や支援を受けている人だけの世界だとか思っていました。
純資産額が低い内は、投資に掛けられる資金も限られており、複利効果や大きめの利益を取りに行く事が難しいのです。
だから、資産形成が果てしなく遠い道のりのように見えてしまう訳です。

振り返って①必要な要素

 先程と同じですが、2023年度になるまでは、30代で純資産5000万はまだしも、8000万は絶対に不可能だと思っていました。
家計キャッシュフローの推定額でも、甘く見積もって6000万だったので。
 高年収でなくても、親族から贈与や相続がなくても、新社会人から借金を背負った状態からのスタートでも、資産形成は進められると考えます。
しかし、指数連動型の投資信託を積み立てるだけの、いわゆる「ほったらかし投資」では難しいです。
スイングトレードや不動産投資など、投資手法やアセットクラスを多様化させつつ、常に変化する状況に対応する事が不可欠です。

振り返って②失敗しやすい例

 情報を咀嚼する事を大切にしないと、大体の場合で上手くいかなったです。
そこから、いかに優れた人でも、いかにトレンドだとしても、他人の意見を鵜呑みにせず、なぜ資産を増やせるのか考える事が不可欠だと結論に至りました。
「〇〇投資は絶対にするな!」とか、「〜を買えば間違いない」とか、色々な情報がありますが、
どんな根拠で言ってるのか、それが歴史的に妥当なのか、反論を擦り合わせてみたらどうかみたいな、個人の勝手な都合、感情で向き合わない事が肝要に思います。
 
 どんなに優れた人でも、投資で負けた事がない人はいません。プロでも見通しが外れるなんて日常茶飯事です。
むしろ、情報発信者が情報発信をする背景について深く知る方が意義深い。それ自体がお金を稼ぐ構造の分析になりますので。

振り返って③落とし穴

 資産形成を始めると、色々な投資対象がある事に気づきます。
シェア型不動産投資、ソーシャルレンディング、NFT、芝コイン…、一時的に流行ったものは沢山ありました。
これらは非常に大きな利回りを期待できる一方、非常にこういったものには不安定な投資対象です。
そういった投資対象には、一切の手出しをしませんでした。先行者は利益を上げられたかもしれませんが、再現性は非常に低いと思います。

次なる目標

 まず純資産5000万を超える事です。また、総資産ベースでも1億を超える事を目指していきたいです。

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