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育樹祭モニュメントの模型製作

「太陽」「水」「木」の3つのモニュメントで今回のテーマである『森』を表現することにしました。生徒たちの想いを形に変えて表現します。私が「太陽」と「水」のデザインを担当し「木」は、建築士の上玉利氏が担当しました。ここでは、私が制作担当したモニュメントの模型作りを紹介します。1/30sと1/10sを制作しましたがここでは、1/10sの制作を紹介します。

太陽の模型

ちょうどよい厚みと幅の木材をホームセンターで購入しカットしていきました。特に大変だったのが太陽の照明。同じく実物大の照明を制作するのも大変でした。どうしても模型の照明も光らせたかったのでできた時には感動でした。

骨組みとなるパーツを12本ずつカット
壁パーツは、枠を組みパネル(杉シート)を貼っていきました。
プレームとパネルを組み上げていきます。
照明下に置く言の葉の器を制作
芝生を敷き塗装したカプセルに照明を組み込みぶら下げたら完成

水の模型

水のモニュメントは、細工が必要となるので打ち合わせ時に模型が特に必要となります。紐の突っ張り方や布のかけ方、模型通りには出来ないところもあります。模型を作ることで実物大の制作時に大変なところに気が付くことも出来ました。

一番苦労した外枠 水につけて柔らかくなったところを金槌でたたいてある程度繊維を壊して曲げました。しかし今度は、木がささくれて割れたり大変でした。
支給していただいた1/10sの「言の葉」を張り付けた6角錐の台。木口の角度が難しかった・・
均等な放射状に紐が開くように慎重に紐を配置していきます。
支柱の先端パーツにうまく差し込むように紐を揃えます。
支柱を本体に立てたてる前に布に紐を通します。カットした部分が解れないようにボンドで布を固めました。
最後に曲げるのに苦労した台座の外枠に紐を通して固定していきます。苦労した分、ワクワクする最後の瞬間です。
均等な力で紐を貼り布を広げたら完成。実物ができたら早く球を転がしてみたい!!

木の模型

模型サイズ1/10sにちょうど良い角材を見つけ、ただひたすらカット。位置を決めて接着しながら積み重ねていく単純作業です。でも実物は、そうは簡単にいきません。ミリ単位の正確な位置に固定用のダボ穴を掘り、固定していかなくてはいけません。一つ狂いだすと最後が合わなくなるから模型みたいに簡単にはいきません。

長さを間違わないように一段一ずつ切手はのせてを繰り返しました。
先端は、ほぞ組しようかと思いましたが、そこの苦労は、自己満足にしかならないようなのでやめました。

「太陽」「水」「木」のモニュメント完成!!

実物大ができるのが楽しみです。

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