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井戸(まめやど)

本来は、この井戸がある場所は、長テーブルを設置して土間キッチンを想定していましたが、その構想の行く手を阻んだのが地下5m直径1m30cmの大きな手掘り井戸。しかし水も出るし井戸の中は、年中17℃前後。夏は涼しく冬は暖かく感じます。空調に利用しつつ植木に水も上げられます。うまく付き合うとメリットが多いことに気が付き、井戸と共に暮らす生活も良いものです。そもそも新たに掘ることも出来ないで貴重な財産を発見したことを喜びます。井戸は、湿気を放出してあげる必要があります。日田杉の蓋の中央に穴を開けカゴをはめ込んでいます。このカゴに花木を飾り季節を感じる演出が出来る様にしました。ちょっとしたテーブルとしても使用できます。

突然現れた大穴

床の整地をしていたら突然大きな穴が見つかり大変驚きました。中が良く見えないときは、永山城に繋がる地下通路を発見したかとワクワクしましたが、ライトで照らすと反射する水面が・・・。蓋になっていた岩板をどけると周りに石積みされた大きな井戸とわかりました。なぜここに井戸?しかも室内に・・。ご近所の方曰く「そういえば昔あったような・・」 そもそも隣の蔵を住居として改装する以前からあったものなのかもしれません。改装作業中に落っこちないか井戸側を取付けるまでハラハラでした。


改装時の紹介はまた後日。。

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