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ライッサ・レアウのNIKE SB DUNK LOWとスケートボードの未来予測。

NIKE SBから、ブラジル出身のプロスケーター Rayssa Leal(ライッサ・レアウ)のDUNK LOWが出る。

パープルとネイビーのスウッシュ、シグネチャーである"R"の刺繍、スマイルの三連デュプレなど、彼女のパーソナリティが反映されたDUNKに仕上がっている。

2020年東京オリンピックで歴代最年少メダリストになり、プロスケーターとして成功の道を一気に駆け上ったように見えるライッサだけど、NIKE SBのインタビューを読むと、どこまでも自然体のストリートスケーターだった。

自分のDUNKのための撮影でも、友達とツアーをすることを選んだり、大会よりもストリートのほうがプレッシャーを感じないと語っていた。そして、スケートボードカルチャーを大切にしている一面も見られた。

オリンピックがスケーターにとっての一大イベントになったのは間違いないけど、ライッサ・レアウや堀米雄斗を見ていると、今でも、ルーツはストリートにあることが分かる。

だけど、きっと、ストリートで滑らないスケーターがメダルをとる時が来る。それがスケートボードの価値になってしまったらどうしよう。そうなれば、自分のような人間には、スケートボードに関われる仕事はないかもしれないし、関われる気がしない。もしかしたら、自分たちは、街と共存できたスケートボードの最後の時代を生きているのかもしれない。なんていう悲しい未来予測を吹き飛ばすような滑りを、ライッサ・レアウはパリで見せてくれるに違いない。今年のオリンピックもなんだかんだ言いながら楽しみになってきた。

NIKE SB DUNK LOW PRM "RAYSSA LEAL"は、3月17日発売。

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