見出し画像

硬膜穿刺後頭痛(PHPD)のこと(その1)

かなり以前の2008年の夏のお話しです

ある土曜日のこと 前日の金曜日に通院予定の受診科がありましたが 私用で受診できずにその土曜日にその診療科を受診しに病院に行ってきました。

あと腰も痛くて、ペインクリニックで腰部の硬膜外ブロック受けてきました。
どうも この日は ブロックの針が深く刺さったようで腰椎麻酔と同じような状態になってしまい強い脱力感がありました。
実際の安静時間も4時間近くかかってやっと回復…

それから夕方というか、病院から自宅に帰る途中から頭痛と吐き気が出てきました。駅のトイレで吐くことをしながらやっとの思いで自宅に帰りつきました。
最初は風邪かな?と思い自宅について布団に転がり寝ました。

実は、このブロック注射が悪夢の始まりだったのです・・・・
腰が痛くてペインクリニックで硬膜外ブロックしたら副作用?合併症?の硬膜穿刺後頭痛(PDPH)になり入院をしていました。
かなり稀なことみたいです。

日曜日になって朝起きるとまだ頭痛も吐き気もあり何度か吐きました。

月曜日になっても同じ状態で、朝から仕事を休みました。時間がたつにつれ、さらにご飯も食べられず水も飲めない状況になっていました。
日曜日の夕方にもしかしたらブロックの影響?かなと思いははじめていて、
この時に 処置同意書と併せて渡されていた処置内容や起きるリスクの説明書の確認もしてみました

月曜日の夕方に さすがにまずいと思い病院に電話をかけて相談しました。「ブロックの影響とも考えられますが、病院に今の時間きてもできることが限られるので、明日の火曜日の午前中に来院してください。」と言われました

火曜日の朝にも状態は変わらずでしたので 指示通りに受診することにしました

頭がガンガンして割れそうに痛くまた何度も吐きながらもやっとの思いで病院まで行きました。
(しかし、よくあんなに頭が痛く、ゲロゲロとカエル🐸みたいに言っている状況でよく病院🏥にいけたわー。もう一度やれ!と言われてもできないです。)

タクシーじゃ交通費がもったいないと思い、電車とバスを使って行き時々エチケット袋の中に吐くので白い目で見られながらの通院でした。
病院🏥で先生から、救急車🚑を呼んで救急車できても良かったのに・・・と言われました。

病院で診察も普通の順番で待つつもりでしたが、昨晩電話をしていたこともあり、あまり待たずに一般外来でしたがすぐに診察に呼んでもらえました。

先生が診察をしてみて、思った以上に症状がひどく飲食ができなく、毎日点滴に通えるレベルじゃないからということで緊急入院と言われました。
先生も最初は通院でも……と思ったみたいですが、さすがにその状態ではなく あぶなく家に帰せないと考えたみたいです。

そんなんで世の中から隔離され(入院になり)点滴につながれました。
点滴できるような血管がなく医者に嫌がられまくりました。そんなに血管ないのかねー私?
24時間点滴と1日1回の生食パッチが治療でした

水曜日の時点では吐くこと少なくなったけどまだ、あまりご飯が食べられないでした。
入院は一応、一週間の予定ということことにはなっていますが……
担当医からは、このPDPHの患者を遠くでは見たことがあったけど、直接受け持った?診た?のは初めてだ・・・と言われました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?