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コロナ対応を中心とした食料品など…その4(自宅療養向けの初期備蓄品…測定機器とマスクのこと)

現在、COVID-19での第5波のピークを、北海道、首都圏、東海地方、関西圏、九州、沖縄など ほぼ全国に猛威を振るっており今までにないスピードで感染者数が日々増えてきています。
まだまだ感染者の数は、減ってはいません

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そのために、病院もCOVID-19対応をしているために、何らかの体調不良で救急車を要請してもなかなか搬送先が決まらない、搬送していただけない状態になっています。体調を崩して病院を受診しても、外来での処置のみで入院が出来ずに自宅療法になることも多くなってきます

体調不良が悪い中での療養期間を乗り切るためにも自宅で過ごすための事前準備も必要となってきます

高熱が出たり、咳や痰がでて呼吸器や喉がというとき、下痢をするなどの症状があっても、水分補給や食べられるものを少しでも食べることは大切になってきます

管理栄養士からの視点というよりは、持病を沢山もつ多疾患併存状態(マルチモビディティ)の患者視点から、今回は、自宅療養にあたり準備しておくことをお勧めできるものを考えていきたいと思います
ですので、今回は、食べもののお話しではありません

体調の経過観察、体調管理、療養生活を少しでも快適に過ごすためにあると便利ものをご紹介します

★★★基本的な医療機器類★★★

体調や症状の指標を数値で見る際に、一般的に使われている体温計や血圧計、体重計などがあると便利です
また、その他に喘息などの呼吸器疾患をお持ちの方だと、サーチュレーションモニター(酸素飽和度を測定する指先に挟んで測定する器械)があるとより理想的です

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・体温計 (体温を測定する)
・血圧計 (血圧と脈拍を測定できる)
・サーチュレーションモニター(酸素飽和度と脈拍の測定ができる)
・時計  (諸々のことを行った時間帯などを確認するため)
・体重計 (体重を測定する)
・筆記用具とメモ用紙 (測定した数値を記録をしたり、なにかあった時のことなどをメモをし記録に残しておくため)

が、あると便利です

メモ用紙には、体温や血圧の他に、トイレに行った回数や食事や飲水量の量、気になること、なにか解熱剤などを服用した時間 などのメモを残しておくのが一無難です

トイレの回数は 正の字に書いておく、場合によっては色(濃い・黄色・薄い・透明など)を記載されるのが無難です 
食事の量や飲水量については、○○を半分食べた、2~3口で終わったなど 食べたものや量を簡単にメモするだけで良いと思います。また飲水量に関しては、麦茶コップ1杯(●時に麦茶をコップ1杯飲んだでも良い)、水やスポーツドリンク500mlを●時に開封した、次は何時に新しいものを開封したなどを記録をし 1日にどのくらいの水分をとれているのかがわかる程度でのメモをされておかれてください
体調が悪い中なのでできる範囲で大丈夫です ただ、メモがないとあとから思い出しにくくなるのために、簡単に記録しておく程度で大丈夫です

体重は余裕があれば測定をしてみてください。
普段の体重から急激に体重が減少している場合には、脱水を起こしているのか?などの確認も数値として伝えることができます
脱水については、尿の色からも判断をすることはできますですが、色は濃い場合には脱水症状が出ていることが多くありますので、少し水分摂取を心がけてください

メモは、保健所との連絡をされたり、訪問看護師さんや訪問診療をしてください医療機関との体調連絡の際には、それらの数値などを見ながらお話するときの資料にできます

アナログの紙メモでなく、スマホのメモ機能などでも良いのですが、電話の最中などにスマホの画面を確認をすることが難しい場合も多いので、できれば紙にメモをしておくようにし、もしメモは捨てる前に写真に撮ってしばらくの間は画像を保存しておかれるのがお勧めです

下記は、東京都多摩小平保健所 のサイトにある体調確認の記録用紙になります


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上記書式サイト
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/tamakodaira/kansen/singatakoronauirusu/kansensaretakatahe.files/taicho.pdf



体重計や体温計、血圧計は、ドラッグストアーやスーパー、一部調剤薬局などでも売られています。サーチュレーションモニターの場合だと通販で購入される方が早いかと思います
体温計、血圧計、体重計、サーチュレーションモニターは、アマゾンや楽天、看護用品、介護用品のネット通販サイトなどを使って購入されると良いかと思います


★★★マスクの付け方★★★

コロナ感染対策での予防面、かかってしまった場合でも感染を広げないようにするためにも、不織布マスク(サージカルマスクともいう)を使用されてください。初期に流行した従来株と違い、今のデルタ株に対しては、布マスクやウレタンマスクは、素材の構造上すけすけシースルーのあみあみの状態のために単体での使用では コロナ感染がおこりやすくなりますので、布マスクやウレタンマスクを使用する際には、マスクカバーとして不織布マスクとの併用で2枚重ねなどで使用をされてください

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・裏表を確認し、ノーズピースを鼻の形にあわせる 
・不織布マスクのひだを上下をしっかりと伸ばして、鼻と口、下あごまでしっかりおおってください

悪い例、良い例を上記のキャラさんが示してくれています

・使用後のマスクは、適切な区分でのごみにだされてください
・感染されている方のマスク、感染された方を看病された際に使用したマスクは、使用後にビニール袋に入れて袋を閉じて捨てます


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