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患者としての理解力の確認…足のこむら返りを繰り返していての受診

これは10年位前のお話しです
3.11があってしばらくしてからのこと…
足のつり、こむら返り、腓腹筋の痙攣を頻繁に起こしていました
突発性浮腫を起こしてから頻繁に足のつりの症状が出る様になっていました

この時、どこの診療科をかかるか悩んだ末に なにかあると受診していた病院の神経内科の医師を受診しました
この時に、この神経内科の医師に診察してもらったのは2〜3回目でした
最初のときに、どのような理由で受診したのかは全く記憶にないのですが…
その時は、物忘れとか認知症が心配とかだったのかも、MRIと脳波の検査を受けることを指示されて、メンタル主治医に検査をお願いしてみてごらんと言われて、普段の受診先での脳波の検査とMRIの検査を受けていたので…
紹介状、依頼状は書いていただかなかったのですが、メンタルの主治医からも、○○先生からの指示なんだねと言って検査予約を入れてくださいました
(普段のかかりつけの大学病院とは別です)

今回のこのこむら返りでの症状で受診をし、問診や診察の結果は特に問題なしで、原因もわかりませんでした
とりあえず この時に「○○という薬が追加するから騙されたと思って飲んでみて…」と医師から言われ様子見になりました
そして「こむら返りでは、適応外使用になる薬であるので、保険病名で★★もつけることになるけど、そこの部分は気にしないでね」と言われました

この医師のところで診察を受ける上でも 色々な知識を要求されました
私自身が受けている治療のことについて、飲んでいる薬のこととか検査データのことなど…
面接試験での口頭試問をされていると言っても過言ではない状態でした

お薬手帳と数週間前に大学病院で受けていた採血・採尿検査のデータなどは全て持参していったので 新たな検査か追加にはなりませんでした

特に薬に関しては、お薬手帳をみた先生が、カルテに薬剤名を転記されて
処方薬については1つ1つについて「これは(○○は) なんの薬?何系の薬なの?どんな処方目的なの?」と聞かれました。そして、更に 先生がご存じない薬については、私が答えた内容を お薬の事典で1つ1つ調べられて「あ~合っているね~確かに○○系統の薬に分類されているね~」と言われました
とりあえず私は、当時服用していた薬については、きちんと全部答えられました
まるで学生が教授から口頭試問されているテストのような状態でした

神経内科の先生からは、お薬手帳の処方医師名みて「あ~どの先生のことも知っているよ~」といわれました
後日、この話しを普段受診している病院での診察時に主治医に話したら
(どの主治医も その神経内科の医師のことはご存じでした)
「あ~あの先生ね~ あれ患者教育の一環なんだよね~」と言われました
そうだったのか~ まぁ~当然だよね 患者もわかっていないと駄目だもんね~と目から鱗でした
また別の医師からは「あの先生は、細かいからね~ それ当然なんじゃないの?」と言われました

別の科の主治医からも 私が飲んでいる薬や検査データの見方、数値、病気の基本的なことなどをきちんと把握しておくことを常に求められていました
それありきで治療が進んでいる感じです

この神経内科の医師にかかったときに、私はどちらかというときちんと教育されていて、それをちゃんと理解できている患者だったんだな~とはわかりました。ちゃんと答えられたので…( ´艸`)
患者能力を試されている受診だったんだな~と今改めて思います

この時の経験もあり、私自身の病気や薬などについては、把握するようにしましたし、年々持病も増えてきたので、既往歴や入院歴・手術歴は一覧表にまとめるようにしました
というかリストにすれば、説明しなくていいし、問診表にもダラダラ記載する必要もなく、別紙参照という形にできるので…


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