今描きたい漫画の構想とか

ニワトリの漫画が描きたい。
なぜなら家の前に10匹くらいのニワトリがいるから。観察しがいがある。

これまでもいくつかニワトリをモチーフに描いたが、ニワトリの面白さが伝わってないように思う。

↑面白話にも切ない話にも昇華できなかったエッセイ。そもそも育てたニワトリを食べるというのが特殊体験すぎて共感しづらい。

↑ならば創作で描いてみようとおもったけど、「出来事の羅列になっている」と言われた創作漫画。

ニワトリは人間に似ていると思う。
集団で行動するし、ナワバリのボスは1日中鳴いている。
集団のなかで弱いニワトリはいじめられる。
なんでも食うし（野菜も食うがどちらかといえば肉食である）
力は弱いが逃げ足は早い（最大時速30キロ。ママチャリを全力で漕いだ時の速度）
ニワトリをみていると人間社会をみているようで面白い。
何か描けないかなーと日々考えていた。

ニワトリの需要を考える
今、動物漫画の需要は猫だ。本屋でも猫だけのコミックエッセイコーナーがあったりするくらい猫漫画が急速に増えている。

つまり猫は登場するといいだろう。
ただニワトリにとって猫の存在は天敵だ。悪い存在として出演させよう。
ニワトリ単体での需要は少ない。鶏肉の消費量が増え、動物というより食材としてみている人のが多いのかもしれない。（悲しいけど）
漫画にするなら最近の時事ネタと掛け合わせたい。

時事ネタ
ちまたで関心の高いネタを取り入れる。結婚感、婚活、発達障害、不倫、LGBTQ …この中で自分が興味あるジャンルと掛け合わせるのがいいかなと思った。
そう考えた時に「妊活」一つだった。そうだ、妊活とニワトリを掛け合わせてみよう

妊活とニワトリの共通点
ニワトリのメスは、大人になると交尾しなくとも毎日卵を産む。（無精卵）
その卵が出荷されて人間のご飯になる。いわば卵を産むことはニワトリたちの仕事だ。

だが、まれに卵を産まなくなるケースもある。
その原因は加齢とストレスだ。
ニワトリは生まれて3ヶ月で卵を産み初め、1年〜2年経つと加齢で産まなくなる。また、いじめなどのストレスがあると、斑点模様のたまごを産んだり、産まなくなるニワトリもいる。

ニワトリの卵事情を知った時に「人間と同じだ」と思った。
妊活事情も同じ。授からない原因は主に、体質と加齢とストレスだ。

卵を産めないニワトリはお肉にされる。おお、なんと悲しいことか。
ニワトリが妊活仲間に思えて切ない気持ちになる。

登場人物（今パッと考えたもの）

主人公…ニワトリのメス。（1歳）卵を産めないことに悩んでいる。

旦那…ニワトリ集団の中堅。他のニワトリに浮気をしている。

若いメス…3ヶ月のぴちぴちニワトリ。旦那の浮気相手

野良猫…ニワトリの天敵。

コレから考える必要があること

コンテンツ性…
自分が妊活する人たちに伝えたいことは何か。どんなふうに寄り添える漫画にしたいか。
エッセイとは違う切り口にする。ニワトリに置き換えることでフッと笑えたり、時に共感できる話にする。

アイデア性…
不妊で悩むニワトリが卵を埋めるようになるまで

アイコン性…
ビジュアルイメージを決める。

ターゲット…不妊で悩む人。30代女性。

ひとまずニワトリを観察したり、自分の頭の中と対話したり、
不妊に関係する本を読んだり、
しようと思います。また進捗報告します〜。

結婚してから同じ布団で寝てません (はちみつコミックエッセイ)