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15周年を迎えて。「生命力経営」がこれから突き進む道

こんにちは。RELATIONS代表の長谷川です。

2024年2月17日に、RELATIONSは15周年を迎え、15周年パーティーを開催しました。社員とその家族、OBOG、パートナーの皆様で総勢110名が集まって、盛大に祝うことができました。一人ひとりの大切な人生の時間とエネルギーをこの場所に投じてくださっていることに感謝ができる素敵な場でした。この場所から生成されるエネルギーを顧客、社会へ届け、価値ある実践を続けていきたいと思いました。

今日は、15年という節目もあるので、改めてこれまでの年月を経て今見えている「生命力経営」について書きたいと思います。

15年を経て辿り着いた、確信ある「生命力経営」

27歳のときにRELATIONSを創業し、15年が経ちました。
振り返ってみると、若さゆえ、未熟で怖いもの無しの時代だったのかもしれません。これまで数えきれないほどの多くのご縁や学びの機会を経て、今の自分というものが形成されてきました。

変化もありましたが、創業当初から「ここだけは譲られへん」という想いがあり、それに伴っていろんな葛藤も訪れてきました。そんな紆余曲折の一連のストーリーが、生命力経営へと導いてくれたように感じています。

すべてのはじまりは「素直な関係」

会社が自律的かつ創造的であり、一人ひとりの生命力がその場に宿っていくこと。それには、お互いを深く知り、本音を深いレベルで通い合わせていく関係性の土台が必要だと私は思います。それが生命力経営の根幹にある考えであり、「素直な関係」と表現しているものです。

そして、素直な関係を通じて本音の対話を繰り返していくと、一人ひとりの想いと会社という場所が深くつながり始めます。そして、その場所を感じ、自らの根源に耳をすませると次の一歩が自ずと浮かび上がってきます。それに従って覚悟を持って自らを突き動かしていく。その一連の営みが会社という場所を次なる次元へ進化させていきます。しかし、もし対話を重ねても会社の考えやあり方に共鳴できないのであれば、その人は違う場所を選択することが、両者にとってベストな選択になると思います。

私の願いは「人の可能性をひらくこと」ですが、可能性をひらくということにおいて、会社は一つの選択肢に過ぎません。本来すべての人に自由に開かれた選択肢があり、その前提があった上で対話を重ねていくことが大切です。そして時間を経ていくことで、一人ひとりの可能性が少しずつ拓かれ、場にも生命力が宿っていくのだと思います。

いまこそ問われる、顧客に対峙する「覚悟」

RELATIONSのパーパス「会社に生命力を」。顧客支援を通じてパーパスを本気で実現しようとする時、何よりも我々RELATIONSメンバーの覚悟が必要です。顧客との出会いから支援が完了するまでの各フェーズでどのように関わるのか。その関わりにどんな願い・意志があるのかを個人・チームの根源へ向き合う必要があります。まずは自分たちに素直な関係が流れていることもとても大切です。

そして、顧客の中では、オーナー、役員、メンバーの様々な苦悩や葛藤、分断や対立があります。これに目を背けずきちんと対峙していくことが必要です。顧客で起こっている現象をありのまま伝え、その奥にある実現したい世界観や、強い願いに触れにいく必要があります。長年の経験や立場からの恐れや不安が生じる瞬間もあるでしょう。今までの自分を否定しなければならない瞬間もやってくるかもしれません。しかし、その先に、顧客らしい可能性がひろがる種があるのだと思います。

我々のあらゆる活動を通して、関わってくださる全ての方の可能性がひらかれていく未来をつくりたい。今後もRELATIONSは実践と探究をつづけていきます。


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