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桜にずっと興味がなかったのは、地元で綺麗な桜を見てこなかったせいだと気づいた。

私の地元・青森で桜が咲くのはゴールデンウィーク。寒い年だと満開の時期がゴールデンウィークを過ぎることもあった。

私にとってお花見は冷たい風がびゅうびゅう吹く中、ほぼ白に近い桜の木を数本眺めるもので、しいてちょっと嬉しいことをあげるなら屋台のチョコバナナが食べられるくらいのことだった。

東京へ上京し、3年目を迎えた。東京は3月から春の陽気を感じられる日が多く、何より桜の木が至るところにある気がする。街を歩けば、桜が目に入るこの季節は私のお気に入りの季節になった。

今年も目黒川の桜は一昨年と同じくらい人がいて、やっぱりきれいだった。
お花見が禁止されているなんて知らず、桜たちは去年見てもらえなかった分まで一生懸命咲いていた。その姿はなんだか愛おしかった。

来年はもっといろんな桜を撮りに行きたいなと思った春だった。


また、桜を撮りに行くと決意せずとも、日常の中に潜む桜をたくさん撮ったここ最近の写真を載せておく。

ずっと桜に興味がなかった。それは美しく咲く桜を見てこなかったからなのだと気づいた。
そんな私は東京に上京してから、桜が咲くという理由で春が大好きになった。

こうしてnoteで振り返ってみて、自分のバックグラウンドが価値観や嗜好に影響することをひしひしと感じる。

全ての物事に言えることだと思うので、感性を柔らかくいろんなことを吸収していこう、と桜を愛せるようになって考えも変わった。

今週の桜が撮り納めだろうか。

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