勉強は大事なんだけど
Mrs.GREEN APPLEのMV「コロンブス」についての一連の流れについて思ったことを述べたい。
歴史とかそういうことについては教養が深いわけではないので、その点については、ここでは特に述べません。
ちなみに私は「Speaking」が出た時期くらいからのファンですが、今回の件については擁護できないでしょ、と思ってます。
表現の自由
今回の件について、擁護する人の多くが「表現の自由」という言葉を使っているなと思いました。
これも憲法とかの話が絡んでくると思うので難しいですが、表現をすること自体は確かに自由であっていいと思いました。
大事なのはそれについての議論や表現した後の対応だと思います。
もちろん今回のような特定の誰かを傷つける表現は無くなっていってほしいと思います。
自分は「考えるのはどこまでも自由だと思うけど、外に出す時は誰かを傷つけたくない」というスタンスですが、表現については白黒はっきりつけられることではないと思います。
勉強は大事
また、今回の件について「勉強不足、教養不足」・「学校で勉強してこなかったからだ」という意見もよく見られました。
確かに歴史上の人物から楽曲を制作するのであれば、今回のような傷つける表現を避けるだけではなく、正しい歴史を知ってそれに沿って作ることは大事だと思います。
だけど、勉強が大事という意見について少し引っかかりました。
もちろん今回の件は世界史をしっかり勉強していれば起こらなかったのかもしれません。
ですが、YouTubeのコメント欄やXで「勉強しろ」といったら勉強する気がなくなったりしないでしょうか?
ある程度世間に影響力のある人たちはそんなことは言ってられないと思いますが、今後表現をしていく可能性のある学生たちが、勉強したくないと思ってしまわないでしょうか。
最近ではポリティカルコレクトネス、いわゆるポリコレを踏まえることが重要視されていますが、そこを否定するつもりはありません。
それを勉強できる・してきた(と思われる)人たちが「勉強しろよな」って言ってやる気が出てこないと思ってしまいます。
これについて具体的に「こうした方がいいと思う」という意見はありませんが、もっと勉強したいと思えるような伝え方を見つけられるよう努力したいなと思いました。
終わりに
色々書きましたが、ただの一個人の意見です。
コメントとかある方はぜひお願いします。
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