酔うでもなく素面でもなく夜半モニタを眺め
誰かが遊ぶ声を聞く
休日夜の
悪あがきの音

せめて蛙でも鳴いてくれればと思うが
騒がしさが恋しいのか
蛙に囲まれていた頃が懐かしいのか

潰れた蛙の遺った脚の
つるんとした有様を思い出しても
もう何も思わないけれど

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