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植物と交信する人々に訪れる幸運

アナスタシア 響きわたるシベリア杉 シリーズ1
§ 彼女の愛するダーチュニク P121~125

アナスタシアは植物と交信する人々に訪れる幸運について、いつも熱く語った…

…彼女はこのダーチュニクが
(手作りの家と菜園のある郊外の別荘ダーチャの所有者。ダーチャの所有者はダーチュニクと呼ばれ、ロシア人の六割を占め植物を熱心に育てている)

人々を飢餓から救い、人々の魂に良き種を蒔き、未来の社会を育てていると固く信じている…

…今あなたが住んでいる社会は、ダーチャで育てられている植物と交信することで、多くを学べる。それにまず気づいてほしい。

ただ、あくまでもそれは、育てている人が植物を熟知しているダーチャだからできること。愚かなモンスターのような機械が這いまわっている人間味のない広大な畑ではむり。

ダーチャの菜園で土いじりをするととても気分がよくなって、そのおかげで多くの人が健康になり、長生きしてきたし、心も穏やかになる。技術優先主義で突き進む道がいかに破壊的かを社会に納得させる、その助けをするのがダーチュニク…

…アナスタシアによれば、植物は人間に反応するらしい。その人のもつ愛や憎しみの感情をさらに強化し、健康にもポジティブあるいはネガティブな影響を与えるという…

…ダーチュニクはまるで自分の子どもに会いに行くように、庭に植えた植物を見にダーチャへ出かけていく。

でも残念ながら、彼らの植物への関わり方は直感的なもので、人間と植物の結びつきの本当の目的に気づいていない。

地球上のすべてのものはー草の葉一枚、昆虫一匹にしてもー人間のために創られていて、人間に仕える中でのそれぞれの役割と目的をもっている…

…でもあなたがたは、自分の健康と幸福のために与えられているこれだけの素晴らしいものについて、ほとんど何も知らない。だから、それを十分に活用できていない。

植物との意識的な交流がどんな恩恵をもたらすのか、私はそれが知りたくて、アナスタシアに具体的な例を見せてほしいと頼んだ。そうすれば実際に見て、科学的研究の対象にできるからと…

…私のダーチュニク…彼らがきっと、すべてを証明してあなた方の科学を困惑させる…

…ところで、きみはすべての虫は人間に益となるように創られたと言ったけど、テーブルの上を這うゴキブリに嫌悪感をあらわにする人たちが、そんなことを信じると思う?それともきみは、ゴキブリも人間の益になるように創られたと言うのかい?

「ゴキブリが這うのは汚れたテーブルの上だけ」とアナスタシアは答えた。

「彼らは、人間の目には見えないこともある、食べ物の中の腐ったかすを集めて消化し、無害な排泄物を人目につかない場所に残す、そういう仕事をしている。もしゴキブリが多すぎて困ったら、カエルを一匹連れてくれば、たちまち余分なゴキブリはいなくなる」

アナスタシアは、ダーチュニクがこれから実践することは、園芸学の通説とは相容れないもので、野菜畑で作物を栽培する際の一般的なルールをも否定するだろうと言った…

…彼女の語ったことの大部分は、生物学者ミハイル・N・プロホロフの実験によって正しいことが証明されている。


応援いただきましたサポートは、 アナスタシア第4巻『共同の創造』の「祖国(Home Land)」を現実に創造するための費用として活用させて頂きます。 「祖国(Home Land)」が創造されるまでの活動のご報告も致しますので、ご参考にして頂けましたら幸いです!<(_ _)>