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犯人はリョウジ!? サイレントマジョリティの使い手考察


サイマジョ考察、犯人はリョウジ!?

クラピカが警護をつとめる、第14王子ワブルの部屋で起きる連続殺人事件。
サイレントマジョリティの能力は誰のものなのか?
連続殺人犯は誰なのか?
ハンターハンター好きの中では議論になるネタなのではないでしょうか?

私が犯人だと思うのは、リョウジ!
そもそも、そいつは誰だよって感じの方もいるのではと思いますが、第6王妃セイコ所属のフウゲツの護衛をしている人です。
突拍子もない考察に思えるかもしれませんが順を追って説明させてください。

サイレントマジョリティの能力おさらい

サイレントマジョリティの能力は非常に複雑です。
今わかっていることは以下。

1.術者は黒ぼっこを誰かに憑ける
2.黒ぼっこ or 憑かれた者の周囲10人をターゲットとする
3.ツチボッコでターゲットを攻撃
※黒ぼっこが未殺で解除されると呪いが術者に帰る

ハンターハンター35巻より

第一の殺人と第二の殺人

サイレントマジョリティを使用した殺人は大きく分けて2回起きています。講習前に起きたウッディー他4名の殺害と、講習中に起きたバリゲン・ミュハンの殺害です。この2つの殺人の条件が非常に重要です。今後、講習前の殺人を(第一殺人)、講習中の殺人を(第二殺人)として整理します。

術者は1014号室に居ない

サイレントマジョリティの能力でミソになるのは、「能力者」と「憑かれた者」の距離です。サイマジョ考察をする上で、クラピカの念講習参加者から絞り込むパターンがありますが、この考察は、「能力者」と「憑かれた者」が離れておらず、「能力者」も1014号室にいるはずだという思考が起点となっています。
しかし、そう課程すると『第一殺人』の場合も術者が近くにいる必要がでてきてしまいます。 ウッディ他が殺害されたときに1014号室に居た人物となり、「能力者」はビルorシマヌになってしまいます。

以下の表に整理しました。ウッディ他殺害『第一殺人』とバリゲン殺害『第二殺人』の時に「能力者」が1014にいる場合が表のA。受講者から絞り込むパターンだと表のBになりますが、その場合、第一殺人は1014にいないということになり、受講者を疑った、「能力者」は近くにいるという前提が崩されてしまいます。
そのため私は、Cの「能力者」はいずれも1014号室に居なかったという前提に考察しています。

クラピカとヒュリコフのミスリード

私も当初、Bの思考になっていましたが、この考察をしてしまうのは、クラピカ、ヒュリコフによるミスリードがあります。「この中に暗殺者がいる」「こいつが暗殺者で間違いない」などというセリフから、講習に参加したメンバーに術者がいるようなセリフがあります。しかし、彼らは、サイマジョの能力をクロボッコを具現化させ襲う能力と思っており、黒ぼっこの存在を知りません。そのため「憑かれた者」を「能力者」と、誤認しています。

1014号室にいないとなると犯人はだれか?

改めて、Cパターンだとすると、「能力者」は、第一殺人の媒体者、第二殺人の「憑かれた者」に黒ぼっこをつけることができる人物です。 その観点で、以下見ていきます。
注目すべきは第一殺人の「憑かれた者」が誰かです。従事者などのワブル陣営を白とすると、怪しいのは、ツチボッコに襲われていない2人です。 この2人がどこの所属がが鍵になります。

彼らには目玉ジャクシが付いています。タイソンの経典を少なくとも受け取っているということです。第1王子私設兵が断れているところを見ると、経典を受け取っているのは第5王妃以下、スティンコスティンコ(5)、セイコ(6)、セヴァンチ(7)の所属兵と予想できます。

そこで、第二殺人を見ると、ターゲットはバリゲンでセヴァンチ(7)所属。流石に同じチームメンバーをターゲットにしないと仮定し除外。 また、スティンコスティンコ(5)所属ムチャホはサレサレ死亡後、講習に出てません。流石に「能力者」が今後の話に絡まないことはないと思うのでこちらも除外します。

と考えると、非常に怪しいのがセイコ(6)の所属兵です。実際、第二殺人の「憑かれた者」のロベリーもカチョウの従事者でセイコ配下の人間です。
第一殺人も生き残った2人のうち1人がセイコ所属兵だったとすると、「憑かれた者」にされているのも納得できます。
セイコ王妃所属兵は4人いますが、これ以上絞り込む条件はまだありません。ただ、私はリョウジを推したい!

私はリョウジを推したい

セイコ王妃所属兵はカチョウ・フウゲツに各2名で、4名です。
名前がわかっているのはリョウジとバチャエム。名前がわかっていないのは顔が特徴的はお二人です。

リョウジ登場シーンは2つあります。ひとつはバチャエムをシカトするシーンと、もうひとつはウショヒ(第一王子私設兵)の虫射球の羽音に反応せず、非能力者判定されるところです。

バチャエをムシカトした件ですが、この時、リョウジは黒ぼっこの見聞きしている光景に集中していたのではないでしょうか? 今回、「能力者」は1014号室に居ない、という説を唱えていますので、黒ぼっこのセリフっぽく書かれているセリフは全て遠隔操作ということになります。黒ぼっこの視覚や聴覚は「能力者」に共有されていないと成り立たないため、このシーンも黒ぼっこの情報に集中していたのではないでしょうか。

ウショヒの時も同様で、黒ぼっこに集中してて、羽音聴いてなかったのでは?と予測します。ウショヒが「タフディーの様な伏兵が潜んでるかも」と言ってますが、まさに隣にいるのが暗殺者となるので、伏線になっているのかもしれません。

また、リョウジがこの顔で心の中ではオラオラしてるとすると非常に面白いので、私としてはリョウジ推しなのです。

補足:犯人がシマヌの可能性も?

ここまでCパターン(能力者が1014号室に居ない)とすると、犯人はリョウジでは?という説を展開してきましたが、Aのパターンの可能性を一応考えておきます。
ビルは能力見せてますし、強化系だし、船に乗った経緯からも違うでしょう。消去法でシマヌです。過去にミザイと話してた、「操作されてる相手にはクラピカのダウジング(噓発見器)が意味をなさない」と言うのが、どこかで回収されると思ってるで、可能性があるとしたらシマヌが操作されているってところですかね。一応ダウジング済みですので。

終わりに

サイレントマジョリティの能力者、リョウジ説、いかがだったでしょうか。面白い考察だと思っていただければ幸いです。


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