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もう一度「愛のコーヒーカップ理論」

愛のコーヒーカップ理論の再燃

他人と親密な関係が築く方法。それは他人に対して愛情や思いやりが注げるようになるということです。

それには愛情を注ぐ心の安定が必要になってきます。

人に壁を作ってしまいがちな私が、人とのつながりを深める方法として愛のコーヒーカップ理論を選択しました。

これは「世界でいちばん自分を愛して」という中野裕弓さんの著書を参考にしたものです。

実践して効果が出るまで3週間なのだそうな。

愛のコーヒーカップ理論を改めて説明すると、まず比喩として人の心の器をコーヒーカップ。そして愛情をコーヒーに喩えます。

コーヒーカップの底にはパイプがあって、それが他人のコーヒーカップに繋がっています。

自分のコーヒーカップがコーヒー(愛)で溢れると、カップの底のパイプからコーヒー(愛)が流れていき、他人のコーヒーカップも満たされていくというイメージです。

よって、他人に愛情を注ごうと思ったら、自分のコーヒーカップを満たすことが先決になるのです。


10のメニューについて

ここから10のメニューが必要となってきます。

その内容は、自分にとって心地良いと感じるものをリスト化して、それをカード1枚ずつにリストの内容を1つずつしたためていくというものです。

そして毎日カードを1枚ひいて、そこに書かれた心地良いと感じる内容を実践していくというものです。

楽しいことや喜びは、自分を徹底的に愛で満たしていく行為です。

愛で満たしていくことで、ご機嫌な気分(フィールグッド)になっていきます。

3週間この10のメニューを継続すると、実践者の体質が変わっていくそうです。

これをするだけで自己肯定感が高まり、悩みが解決し、人に愛情を注げるようにもなるので人間関係が良好になります。

そして人間関係が良好になることで夢をつかみやすくなり、幸運体質になって人生が好転していく可能性が高まるということです。

要するに人生において良い結果を招くためには、良い感情で過ごすことが重要なのです。

スピリチュアル的な話になってくるのですが、普段から抱いている感情と同じ出来事を人は引き寄せるようになると言います。

わかりやすく言うと常に陽気な人は楽しいことを引き寄せるし、怒ってばかりの人は腹の立つ出来事を引き寄せやすくなるという仕組みです。

これが嘘か真実かは、やってみるしかないと思います。やってみてから文句を言えば良いのです。

カードの内容の吟味

ちなみに愛のコーヒーカップ理論の10のメニューは、ただ好きなことをやっていくだけの内容です。

しかし、私はこれまで何度か挑戦した末に続かなかったことが何度かありましたし、3週間続いたとしても目に見えて成果があったわけでもありません。

そこで実践する上で学んだことは以下の6点です。

  1. 実践内容は心からやりたいことを設定する。

  2. 実践内容はさほど時間のかからないものを設定する。

  3. 労力がそれほどかからないものを設定する。

  4. 10のメニューと言っても10にこだわる必要はない。

  5. 実践内容はお金のかからないものを設定する。

  6. カードの置き場所は、毎朝必ず目にくつ場所とする


さて、何故ただ好きなことをするだけなのに続かなくなってしまったのか?その理由で心当たりがあるのが、いくら好きなことをするだけと言っても、毎日「やらないといけない…」と思ってしまうと、そこから義務感が湧いてきてしまうからです。

好きなことでもそれに取り組むことが義務になってしまうと、時間がないときや疲れているときに負担を感じてしまうからです。

たとえば「映画を観に行く」というカードが出たときに、いくら好きでも平日に映画を観に行くのは時間的に難しいのです。

睡眠不足で本当は早く眠りたい・・・しかし映画を観に行かないといけない。そう思うと10のメニューが負担になっていきます。

そこで、好きなことの内容の実践ハードルを低く設定する必要があるということを学びました。

その点を踏まえて、今回改めてカードの内容を新たにしたためてみました。

全てをお見せすることはできませんが、内容としては「足裏マッサージ(ネットカフェのマッサージチェア)」「ポテチとコーラを食べながらボーッとする」「カフェ読書」「コンビニでドーナツとコーヒーを購入」など。

また10のメニューということで、今までは真面目に10枚のカードを準備していましたが、平日の夜からできることで、お金もかけずに時間もそれほどかからない好きなことってそんなには無いのです。

なので無理矢理好きなことを捻り出すのではなく、できそうなことで本当に好きなことを厳選した結果、8枚に留めることになりました。

そこまで好きでもないことを加えて無理に10枚にしてしまうと、カードの内容が薄くなってしまい、取り組む時にワクワク感が芽生えなくなってしまう恐れがあるからです。

この10のメニューの内容を既に私は4回ぐらい書き直しているのですが、今回こそ手軽で濃い内容になったものと自負しております。

だから毎朝カードを引くことが楽しみになってきました。

カードの内容を実践する

カードを裏返して適当に引くと、初日は「コンビニでドーナツとコーヒーを購入する」が出ました。これは難なくクリアー。

その後は「ネットカフェ」「足裏マッサージ」1日飛んで「ネットカフェ」「足裏マッサージ」・・・・・あれ?同じカードばかり出てくる・・。

マッサージがいくら好きでも1週間に2回以上は多すぎます。

「足裏マッサージ」のカードには、その逃げ道として「ネットカフェのマッサージチェアー」も追加で入れているのですが、それでも週に3回以上ネットカフェに通うことになってしまいます。

だから、カードに書く実践内容はお金があまりかからないものが良いのです。

10の・・いや8のメニューを継続するちょっとした工夫

朝起きたときに1枚ひくのですが、カードの置き場所を工夫する必要もあります。

それはカードを目に付く場所に置いておくということです。

朝の支度でバタバタしている間にカードを引き忘れることが取り組み始めた当初に何度もありました。だからカードの置き場所が重要です。

すぐにひけるように枕元に置いていたのですが、寝返りを打った時にカードがぐちゃぐちゃになったことがあったので、私の自宅に唯一あるデスク上に置いておくことにしました。


スタンディングデスクです。既に使うときはスタンディングしていません。


カードをランダムに選ぶか?順番に選ぶか?問題

またカードをシャッフルしてランダムに選んでいると、同じカードが立て続けに出てきました(先ほどの「ネットカフェ」→「足裏マッサージ」のループ)。

正式なルールは確かランダムにカードをひくだった気がします。

「おい!順番にカードをひいてやろうぜ!」

私の耳元で、そのような悪魔の囁きが聞こえてきました。

愛のコーヒーカップ理論の目的は、そもそも好きなことを生活に取り入れて心地良い気分になることです。

都合の悪いカードが出てきて負担になるならルールを変えても良いとは思ったのですが、何故かもう少しランダムにカードをひいてやろうと今回は思い止まることになりました。

運を天に任せてランダムにした方が、何か自分にとって最終的に都合の良い巡り合わせになるような気がしたからです。

というわけで翌朝もカードを裏返してランダムにひいてみることにしました。

じゃじゃ〜ん!

写真見えます?また足裏マッサージ・・。

こんなことで奇跡を起こしている場合ではありません。

バカ真面目に終業後にネットカフェに足を運びました。

そしてお盆期間を舐めていました。受付で空席情報を見るとほぼ満席。当然ながらマッサージチェアー席も満員となっていました。

というわけでいつものようにオープン席に行って、最近読み始めた「ゴールデンカムイ」を読むのでした。


オープン席での私の足。

何度も言いますが、この愛のコーヒーカップ理論の本質は、楽しい気分・ご機嫌な気分でいるということです。興味があって取り組んでみようと思った方は、そこを忘れないように取り組んでいきましょうね。




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