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8/5の日記 冨樫義博展 Puzzle!

・行ってきました。冨樫義博展。トラブルもありましたが何とか行けました。

・事前チケット制で、入場時間も決まっていて、それでもこんなに人がいるのか……と驚くレベルで人がいました。グランフロントに人が多かったのですが。

・今日は偶然にも淀川花火大会だったらしいのです! それで多かったんだって。全然知らなかった。トイレやスタバの大きな窓にスクリーンがかけられていました。ここで見ないで! ってことらしいです。グランフロントから花火見るって発想なかったな。

・あんまりにも人が多くて、苦しくなって、耳栓を着けました。怖かった。「日本の人口ってほんとに減ってるのかな」と疑念も。最近国勢調査でも改竄起こってそうだし案外増えているのでは。増えているのかも。じゃないとあんなに人がいっぱいいることの説明が付かないよ。

・冨樫義博展でまず驚いたのは、「コラボカフェやってる」でした。こういうのって萌え系作品が細々とやるものだと思ってたので、なんか、未だにびっくりする。感性がゼロ年代で止まっておる。

・次に驚いたのが「蔵馬と鴉のトリートメントパスタがある」でした。何なんだよトリートメントパスタって。でも本当にあるんですよ。それに60分待ち! って書いてあって、再度ビックリしました。60分待ってる間に展示物見て来ちゃ駄目かなあ!?!?

・規定時刻になって、会場に入るまでに何度も何度もストップされて、やっと入場! したところ、列が全然動かない。

・ピクリともせん。みんな必死に原稿見てる。

・私が入った時間は二人連れで来ている人が多かったんですが、この二人連れの片方が、もう一方に延々と作品解説をしていたことにびっくりしました。みんなやってるの。ほぼみんな。延々と。「~~で~~で~~の場面やな」といった具合に。ほんとにもう。全員。

・「すげ~~~~~~~~~~」って思いました。マジで。

・ありますよ、そりゃ、後ろや隣で会話されたこと。でもそれを全員がやってるの。ほぼ全員。

・こんな経験初めてよ。

・「オタク、こんなところに、いっぱい!!!!!!」って気持ちになりました。いっぱいいた。すごかった。

・原画は、幽白→レベルE→ハンターハンターの順番に展示されています。私は幽助が一番好きなので、幽助の絵をたくさん見れてとてもうれしかったです。めちゃくちゃかっこよかった。

・綺麗だなと思ったのが、第1話の巻頭カラーでした。ぼたんがすごくきれいだったんですよね。夜景をバックに櫂に乗ってふわっと飛んでいるところのグラデーションが美しかったです。アニメのOPでも飛んでますよね。あれかっこいいよね~。

・幽白は絵柄がカワイイ系だと思うんですけど、バトル回や戸愚呂弟や仙水なんかは劇画っぽい感じもあって。あと顔はカワイイけど体はリアル系とか。

・そういうのを解説読みながら、「なるほど!」と思っていました。

・細切れで原画を見ていきました。すると、「続きが気になる」「この展開最高にアツいじゃん!!!!!」と漫画を読んでるときと同じ気分になって盛り上がっていってしまい、それどころではなくなりました。原画展楽しいけど同じくらい冷静でいるのが難しい。

・で、だんだん「この漫画を描いてる人ってものすごく計算して描いているのでは??」と(やっと)気付き始めました。普段はね。読んでるんだけどね。面白過ぎてそれどころじゃなくなっちゃうんだよね。テンション上がりすぎて。

・すごいベタですけど、コマ割りとか、黒バックと背景の違いとか、集中線の入れ方とか、影の入れ方がコマごとに違ったりとか……。あとバトル漫画なので手足の動きが実線じゃなくなり始める起点がどこなのかとか。原画ってコミックス版よりだいぶ大きいのでそれで気付きやすいんですよね。BLEACH展でも思いました。

・あと思ったことは、「大ゴマにめちゃくちゃトーン貼ってる」でした。幽白エピソードで「めちゃくちゃ高いトーンを間違えて2枚貼っちゃったけど、冨樫先生は『これイイから2枚貼ろう』と言って許してくれた」というのを昔聞いたことがありました。今日見たら、マジでめちゃくちゃ貼ってる。トーン。

・「漫画描くのってお金かかるんだ」と、ものすごく当たり前のことを思いました。考えたことなかったわ。

・あと好きだったのは、樹の髪に貼ってあったトーンでした。原画で見ると何て色っぽいんだろう。。ってなりました……。好きだ……。めちゃ変態だけど……。

・幽白パートが結構長くて大満足したあと、レベルEの原画に。こっちも何か凄すぎてコメントできない。漫画に関する語彙、全然ない! これ何やってる?? 状態。

・そういえば気付いたことがありました。台詞で、紙を貼っているところと、シールを貼っているところがありました。台詞というか。まあ活字です。透明シールみたいなのを貼っているものが結構あって、今まで見たことがなかったので「これって何なんだろ?」と不思議でした。集英社の地下とかにあるのかな。文字シール印刷機。

・何が不思議だったかというと、ちょっと透けてるんです。シールが。家の印刷機とかオフィスのコピー機では刷れないと思うんです。BLEACHの原画展では見なかった気がする。あれ何なのかなあ。

・ハンターハンターパートになると、もうかなり腰が痛くなってきていました。助けてほしい。

・実は、のんびり見ていたせいなのですが、全部で3時間弱かかりました。

・しょうがないのは分かっているんですけども、休めるベンチとか、休憩スペースとか、そういうの全然ないんですよね。ものすごっく疲れました。展示会ってそういうのないよね。トイレもない。しょうがないのは分かるけど、こういうところ行くとどうしても過集中と眩暈が起きるので、ゆっくりできるところ欲しいです。休みたい。お願いします!

・トイレ近い人とかどうするのかなあ。再入場もできないところ多くなって来たし、不親切だな~(しょうがないけど……)ってなる……。バリアフリーってこういうところにも浸透してほしいです。

・ハンターハンターパートでめちゃくちゃ好きだった原画。レイザーの全力ボールアタック。

・BLEACH展でも「卍解・神殺槍」がめちゃくちゃ好きでした。ああいう「ぐんにゃり」としたもの? コマ? が好きみたい。オーラで覆われて重力場が発生してないか? みたいな感じの、パワフルというには異様な雰囲気のコマ、よかった……。とても迫力があった。漫画で読むとね~、「次どうなっちゃうのぉ~!?!?」ってなるからあんまりネチネチ見れないんだよね。原画展はジロジロ見ることができるので楽しいですね。そんなコマも迫力付けて描いてくれてるんですね。漫画家の人たちってすごい。ネチネチ見ました。

・「ハンターハンターの原画少ないなあ」と思っていたら、なんと、最後の方にゲストの人たちのセレクト原画に選ばれていたんです。うれしい~!!!!!!!

・漫画家さんやアーティストさんが好きなページと、自分のサイン色紙を並べてるところがあったんですよ~~!!!! 感動しちゃった……。うれしすぎ。

・最初が芥見下々先生でした。分かる……。色紙に描いてあったパクノダがめちゃくちゃかっこよくて「いるじゃん! 呪術廻戦に!! パクじゃん!!!!!!」ってなって。選んでたページが「私も好き!!!!!!!!」ってとこだったんです。あそこマジかっこいい~。テンションぶち上がりました。

・尾田栄一郎先生のセレクトと色紙もありました。うれしすぎる。ジャンプ大好き! ジャンプ大好き!


・一言では言い尽くせないせいで、noteでも3000字以上使ってしまいました。書ききれないよ!! 原画を前に1時間ぐらい話せるよ! 話さしてくれ!!! めちゃくちゃ楽しかったです。行ってよかった。

・パンフレットも無事買えたので、落ち着いたらこっちも読みます!

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