12月13日の日記　マジ回復

・家で動画を観てボーっとするのにも飽きてきた。チルい曲を流す。音楽を聴くことにすら過敏になってしまっていたので、ぼんやりとして落ち着けることが静かに嬉しい。

・服の片付け、ゴミ出し、掃除機掛けをした。1割ぐらい綺麗になった。とりあえず満足。ちょっとずつやっていけばいいから。こういうのは。一気にやらなくていいから。ね。そういうもんだから。

・続けて掃除してると、案の定気持ち悪くなった。だよね。まだ本調子じゃないんだ。

・ドラマ大奥最終話を観た。出演者情報を特に見てなかったので「原田泰造だ」とびっくりした。芸人さんという思いが強いせいで顔を見たら自然に笑ってしまったんだけど、言ってることが結構怖くてヒッと背筋が凍った。

・口角は上がってるけど笑えてない、ってこういう状態なんだろうな。

・大奥の西郷隆盛は、必要に駆られてという以上の男尊女卑思想の持主だから、長年大奥を読んできた身、そして女である身からすると絶句する台詞を平気で言う。個人の感情に妨げられることなく現実に即した上で「首を取る」と野蛮なことを要求できるのは、なるほど芸人さんが演じているって現実と一致しているのかもしれない。キャスティングすごっ。

・幕末に入ってからはちょいちょい尺足りてないのかな……感があったけど、胤篤が最後に「梅様」って言ったから優勝。最高です。あの言葉があれば大奥は優勝できる。個人的にはもっと政治パートをやってほしかったけどね。ほしかったけど。そういうのまで読めるのが大奥の面白いところだから。

・瀧山が最後までキュート担当でよかったですね。

・「籠の中でしか生きたことがないからどうしたらいいか分からない」と言っていた瀧山が、元気に商売をやっていたのも流石キュート担当よ。そういう美味しいところを担当できるのが瀧山のいいところ。度々あった「御一新だ」って台詞が未来への希望に満ちていて、徳川幕府がなくなる寂しさも晴れ晴れしい喜びもあった。「瀧山」、なんですよね……大奥は……。

・友達じゃない人ってどれだけ連絡を交わしても「知らない人」というカテゴリにいる。距離の縮め方が分からない。理由なしに人と関係を築くことが全然できない。ク～～～。

・「これからもっと仲良くなろうよぉ」って言われてゾッとしてしまった。嫌いとかではない。その人をいい人だと思ってるんだけど、「知らない人」枠にいるからこそ穏やかに付き合いが出来ていたのであって、身内枠に入るとはちっとも思ってなかった。

・これは私が悪いんです。仲良くなろうとしてお互い連絡取ってるのに「急に距離縮められた！！」って言ってる方がおかしい。でもまあ「やだな」と思ってることは仕方ない。いやだから。ただ、相手が悪いわけではない。仕方のないこと。

・友達というか、交友関係自体はずーっと求めてるんだけど、なんかいやだった。自分がこんなにも他人に心閉ざしているって自覚がなかったから自分でも驚いてしまった。人と仲良くなりたいんじゃないのか！？仲良くなりたいけど……なんかいや！！

・「なんかいや」って気持ちは大事にしたい。

・この「なんかいや」を抱いたあと、「これは相手が悪いわけではない」「でも自分がいやだと思うのは仕方ない」がちゃんと両立していることが、少し感慨深かった。こういうときはいつも「相手が悪いわけではない→自分が悪い」と責めがちだった。そういう苛烈な自罰が失せている。すご。ひとって変われるんだな。

・食事の量自体は回復しきってないんだけど、食欲自体はかなり戻って来てる。ていうか旺盛になってて、食べたいものがありすぎて困ってる。

・まずラーメン。絶対食べたい。

・あと牡蠣。やばい。エグいほど食べたい。食べたいな～と思ってる間に胃が悪くなってしまったので控えてるけどマジでずっと食べたい。

・回転寿司。おなかはち切れるまで食べたい。

・カレーやハヤシライス。駄目そうだから我慢してるけどむちゃくちゃ食べたい。

・キムチ鍋。一年中食べたい。

・餃子。早く食べた～～～～～～い！！！

・焼肉。考えただけでお腹が減る。食べたい。

・宅配ピザ。あ～～～食べたい！！食べたい！！食べたい！！！！

・アラビアータ。激辛。食べたい！ウッ……でもこれは最初は激辛じゃなくてもいいかも……。

・どれから食べようかな。寿司かな。寿司かも。何となく寿司な気がする。焼肉とかは油が多いからしんどそう。牡蠣もいいけど当たったりすると今度こそ食事ができなくなるかもしれないからもうちょい後でもいいかな。ウン。物が食べられないの、結構辛かったし。

・うん。寿司にしよう。おなかが治ったらお寿司を食べる。決めた。