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パチンコ打ってると自分の性格があまり良くないことに気づかされる。

行きつけのパチ屋に行くと必ずと言っていいほど見かけるデブでブスの常連の女がいる。そいつを発見するたびに(こいつまたいるよ~)と内心小ばかにしながらも若干ちょっと嬉しくなってしまっている。この気持ちはなんなんだろうか?自分よりダメな人間を見つけて安堵しているのか? パチンコを打っててたまに大ハマリした時も少し休憩がてら店内を回って自分よりハマっている人間を探して(ああよかった 自分だけじゃないんだ)とほっとしている。そしてそいつから勇気をもらってまた打ち出す。連チャンして出してる時は余裕の顔して店内を回って、ハマってる奴を見て大変だな~と同情する。パチンコは個人の勝負なのになぜか周りを気にしてしまっている
自分がハマってる時に途中で隣に座って打ちだした奴がすぐに当たるとめっちゃくちゃ腹立つし、自分がやめた台を後に座った奴におかま掘られるのも腹立つ。パチンコは1回転ごとの抽選だと分かっているし、そいつが今までどれだけ負けてるかは分からないのにやっぱり腹立つのだ。我ながら器の小さい奴だなと思う。これは本当 人生と一緒だ。他人の人生を羨ましがって批判嫉妬する奴と同じである。結局のところ自分がこんだけ苦労してるのになんの苦労もしてなさそうな奴がおいしい思いしやがってという負の感情だ。なので自分はパチンコを通して人生の修行をして、もっと器の大きい男に俺はなる!


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