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改善活動の三層構造

改善活動って立体的なイメージでやらないといけないような気がしてきました。

どうも、改善活動過激派です。
改善のための活動でみんなでギスギスしたりしていませんか?
私の周りでは観測していますwww

私が考える改善活動の3レイヤー(3層構造)について

第一層(すぐできる/誰でもできる)

「無駄を省く」「効率を上げる」などを行うレイヤーです。
改善と言えば無駄を省く。これ大事。基本です。
改善手法もTPS改善などフレームワーク化した手法もありますね。
(価値)/(コスト)=業務効率と考えると、分母であるコストを下げる方法、分子である価値(生産数)を増やすなどで、業務効率化するレイヤーです。
また、既存の知識で業務の洗い出しによるフローの再構築なども、このレイヤーで考えていいでしょう。

第二層(できるようになる/できる人と協力する)

付加価値をつけることにより業務効率を上げるレイヤーです。
このレイヤーで重要なキーワードは「教育」「越境」「コラボレーション」です。
つまり今の自分ではできない事で、どうやって付加価値をつけていくかという視点。
・教育(勉強) 今できない事でも勉強(教育)や練習・訓練をすることによりできるようになります。プログラムを覚える、ツールを使いこなす、など自分の能力を上げて、その結果業務効率を向上させます。
・越境 あなたの得意なことは他の人の苦手かもしれません。自分の仕事範囲を越境して活躍しませんか。
・コレボレーション お互いの得意分野を掛け合わせて、価値ある成果を出していく。

気を付けなければいけないのが搾取側にならない事。「私は〇〇苦手だからー」と、手伝わせてばっかりで自分からは何もGIVEしない。そんなことを繰り返すと「誰も手伝ってくれない」「誰も情報を共有してくれない」いわゆるジリ貧になりますよ。なにもGIVEするものが無いとお考えの方は、時間をGIVEする、お金をGIVEなどいろいろありますよ。ちなみに私はお菓子を対価として受け取って手伝ったりしてます。

第三層(幸福度を上げるレイヤー)

急に毛色の異なることを言い出しました。ですが、最終的にはこれに尽きると思います。面倒くさいことはやらない(自動化する)。苦手なことはやらない(得意な人に任せる)、得意なことで価値を提供して結果をだす(他人の苦手を快く引き受ける)、このサイクルによる生産性の向上。

あと、とてもぶっちゃけた言い方をしますと、労働生産性を上げるには労働生産性が低い人間をクビにすればいいと思いますが、さすがにそんなことはできませんので、労働生産性の高い人間が会社を辞めていかないような環境作りをしなくてはいけません。

あなたの会社では、「仕事ができる人だから」と、優秀な人に仕事を重負荷かけていませんか?もちろん労働生産性の高い人間がたくさん働けば、全体の効率が上がります。しかし、その人がその待遇を不服として会社を去るようなことになったら? 怖いですねー

まとめ

第一層の改善を行うにしろ、その人の学ぶ意欲を削いではいけないし、苦手なことを押し付けてもいけないし、頑張って新しいことに挑戦している人の邪魔をしてもいけないし、改善のためだからと言って他人を傷つけてもいけないのです。







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