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はじめてのセンタク

いまこちらを読んでくださっているのは私のことを知ってくださっている方が殆どかと思いますので、初めてのnoteになりますが自己紹介はまた別の機会に。

実は文章を書くことはそこまで得意では無いので、ポストではいつも絵文字で誤魔化しています。noteではできる限り絵文字の少ない、落ち着いた私で居たいです。

【アイのセンタクキ、終演】

島根からのバトンを引き継いだ岡山でのアイセンが無事に終わり3日経ちました。
改めまして、見に来てくださった皆様、一緒に舞台をつくってくれた沢山の方々には感謝を伝えたいです。

さて、私がこの舞台に立とうと思ったきっかけは、色々ですが遡れば皆様ご存知、スター片山順貴に辿り着きます。

ハレガチ楽屋での2ショット

よく驚かれますが私と片山順貴は同級生でして、そんな片山順貴が活躍しているところを見てからはこんな所で止まっていたくないと思いました。

そんな時に矢口に声を掛けられ、昨年4月、私は天神幕劇に加入しました。

その時に居た場所が悪かったわけではないです。
ただ、私が成長できる場所では無い気がしていて。
とても楽しい場所、大切な劇団です。今は私含め生活が変化した人が多くて活動できていないけれど、またそちらで公演のお知らせができる日も願って。

話が逸れましたが、天神幕劇に加入して初めて出演を決めたのが今回の「アイのセンタクキ」でした。けいてぃあさんに出演希望の連絡をした数日後にハレノワガチ演劇祭のお誘いがあり……。公演自体はそちらの方が先でした。

【洗い】

アイのセンタクキではC役(お姉ちゃん)に選んでいただきました。

これを覚えているのは私だけだと思いますが、まだ稽古が始まる前、第1稿を天神幕劇のみんなで読んだ時もこの役でした。ちょっとだけ運命。

載せていいか分からないその時の配役スクショ


私って仲良くなればすごく明るく振る舞えるのですが、基本は人見知りで。岡大演劇部の現役生やOBOG、距離感の微妙な部活の後輩など……みんなを浅くしか知らなかったので稽古では結構ひとりぼっちでした。その上、打ち入りはハレガチの日程ともろ被り。みんなと打ち解けることができないまま11月くらいまで過ごしてました。

ひょんなことから同年代の女子たちとご飯に行くことになり、本当につい最近、12月頃からやっと打ち解けることができた気がします。一緒にご飯を食べるって偉大。

wash!!!

【すすぎ】

稽古の時間は本当に流れるように過ぎていきました。
役が決まり、シーン稽古を終え、気づけば通しが行われ、ブラッシュアップしてまた通して……

そんな中で感じたことがあります。
今後は裏方……制作とか衣装とか、照明、音響など役者じゃないことでも舞台に関わりたいです。
せっかく天神幕劇という企画制作団体に居るのにも関わらず、役者しかやってこなかったんですね。
やってこなかったというかできなかったの間違いかも。これまでも中高の部活で照明や音響の音源作成などはやってきましたが、お世辞にも凄いものでは無かったので……

一昨年8月劇団凛瞳旗揚げ公演(照明でした)


アイのセンタクキでは、多田さんの留学期間に演出補佐の仕事を少しだけ代わっていましたが、とても大変ながらも全体を把握出来てとても勉強になりました。

まずはメッセンジャーフロムで役者やって、その後は裏方経験を積んでいきたいです。
何卒、ご教授よろしくお願いいたします。

【脱水】

お姉ちゃん役に選ばれて、初めて壁にぶつかったのはやはりお試しコースの最後の場面でした。
最初から最後までずーーーっと通しのダメ出しに書かれていました。疲れて死んじゃ駄目なんです。何度も何度も同じことを繰り返して、繰り返して、達観して死んでいかなきゃいけなくて。

けいてぃあさんにも何度も抽象的な言葉でダメ出しを頂戴して、でも私の理解力が皆無なので1mmずつしか改善せず。そして稽古と稽古の間で1人で迷走してせっかく良くなった1mmも元に戻って……

そんなこんなで私が悩んでいるうちに、自主練が上手くいっている後輩たちはどんどん良くなって、落ち込んでいく一方でしたね。

だからって言うのも変ですけど、島根にも見に行けなかったんです。私の自己肯定感って声に出したり文章にしたりすることで辛うじて保っているので、ちょっとしたことで崩れます。
ただでさえ育っていく後輩に嫉妬している中で島根を見に行った日には……もう、雪崩が起きちゃうと思って。

だから、私は見に行かなくて正解だったと思っています。もちろん島根を見ていい影響を受けて帰ってきた人もたくさんいました。でも、私のことは私が1番分かっているから、これもセンタクです。

でも、家で自主練してる時は変な方向に行ってしまわないように、1家に1人、けいてぃあさんがいて欲しかったです。
正直、それ以外のシーンは全然困らなかったです。
可愛い女の子を愛でておけば良かったので。得意分野でした。

あのシーンはまだ完成していない気がしています。千穐楽が確実に今までで1番良かったのですが、もっと何かできたような気がしていて。
そんなこと言っても仕方ないので、千穐楽であそこまで出し切れた私をひとまず褒めておこうと思います。

稽古を頑張っていそうな私


【乾燥】

さて、ここからは楽しい楽しい間奏のお話です。
年下の男の子、1番好評だった気がしています。

どうでもいいですけど私アイドルになりたいんです。
かといって何かのオーディションに応募とかした事がある訳では無いんですが。潜在的に思っています。
歌うことも踊ることも、下手くそなんですけど大好きで。

だから朗らかなさとはるさんと綺麗なまきちゃんと一緒にキャンディーズに選んで貰えたのは、嬉しかったです。

この画角とても良い

土曜日の公演ではまだちょっとだけ振り切れなかった部分もあったので、振り付けをそのまま笑顔で踊ってました。
日曜日の千秋楽では、沢山ファンサしてました。気付いた人がいるかわからないですが、私の知っている人は全員見つけてファンサしたつもりです。

気付いた人は、はがさくら検定3級です。


【年下の男の子】

長いですかね、分量いまいちわかんないです。
まだまだ続きます。ここからは後輩について。

今回、大学の演劇部の後輩が私の声掛けでたくさん参加してくれました。
まきちゃん、かしゆり、おごうの3人です。のぞみんは元から天神幕劇の人なのでいったん割愛します。
私は大学の演劇部に何も残せていなくて、後輩たちにこれといって経験をつませてあげることが出来ませんでした。でも、そのせいで演劇を楽しくないものだと思って欲しくなくて。
だからこの3人が参加すると言ってくれて稽古でどんどん成長してどんどん笑顔になっていく姿がとても誇らしかったです。

まきちゃんは、大人な見た目によらずちょっと打たれ弱いところもあるけれど、そのぶん繊細なお芝居が目を引いて。多分この公演期間に悔しい思いも沢山したと思うけど最後には同じ舞台に立てて本当に良かったなって思います。

チャイナドレス、綺麗。


かしゆりは高校からの経験も活かして、かつ努力も怠らない、本当に素敵な役者。元々仕上がっていたような場面がどんどん良くなるから驚きの連続でした。この子には幸せになって欲しい。

なぜかこじんまりと撮影

小郷は本当に素直で可愛らしい。この子には一番参加して欲しかったんです。知ってる人は知ってる内部事情になってくるので詳しくは割愛しますが、入部したてののぞみんみたいになって欲しくなくて。案の定この期間でいちばん成長した後輩でした。全てが新鮮で楽しそうな彼を見ていると、演劇を始めた頃の気持ちを思い出して私までワクワクしてきます。

男子とはツーショ撮ってないのよ

一応のぞみん。言わずもがなですよ。
きっと彼もこんな大役を任されると思ってなかったんじゃないでしょうか。私も思ってなかったです。
でも今は、岡山で彼にしかできない役だったと思っています。千穐楽で、彼はアドリブでほとんどの役者を泣かせてきました。私もその1人です。
公演中に楽屋で着替えている時に「泣けるようなシーンは全部必死で着替えてるから、この公演で泣けないんだわ〜」とか言ってたら数分後に泣かされました。
これからも、必ず成長できるよ。

男子とはツーショ撮ってないのよ②

可愛い後輩の紹介でした。
どこ目線??って感じですが、今後も彼ら、彼女らの成長を見守って、手助けしてくれると嬉しいです。

【次回予告】

何様なんやとぐらい語りましたが、まだまだ語りたりません。一旦はここでお終いにして、次回の予告を。

チラシの表
チラシの裏

劇団☆はだざわり天王山公演「メッセンジャーフロム」にしおり役で出演します。

年末年始はアイセン公演で全くこちらの稽古に参加できずご迷惑をお掛けしておりましたが、やっと今週から参加できます。

ただでさえ稽古ごとに面白くなっているこの劇、しばらく休んで大爆笑ものになっているのだろうな……と今から次回稽古が楽しみでたまりません。
とは言ったもののそんな呑気なことも言っておられず、私も出演するのでしっかりと気持ち切り替えて頑張ります。

ご予約は以下のリンク、もしくは私のDMやLINEから。紙チケットが良い!という人はリンクではなく私までご連絡くださいませ。
不正なリクエストと出ていますが不正ではないです。

では、この辺りで。
長々とお読みくださった方がいるかどうか分かりませんが、ありがとうございました。

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