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ニーアオートマタA &Bルート感想(ネタバレ)

おはなきれい

※レプリカントのネタバレも含みます

A、B個別に書こうと思ったのですが視点が2B、9Sそれぞれ異なる+Bで真相がわかるくらいのレベルだったのでまとめることにしました
現状はCルートプレイ中 現在でプレイ時間30時間程
プレイ時間の半分以上道に迷いまくっていたと思います いや本当に

以下ネタバレです


A、Bルートを終えて全体的な感想
A、B共にオレ達の戦いはこれからだエンド
おそらく一番の脅威となるであろうアダムとイヴを倒したのでアンドロイド側が優勢に立つことになるんでしょうが、襲撃されたパスカルの村やレジスタンスキャンプがどうなったかはわからない

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A、Bともにラストにこの理想ともいえる(機械生命体とアンドロイドが手を取り合うような構図)シーンをもってくる辺りでこの後は下り坂しかないんだなと思わせる この機械生命体の中身自体も9Sがハッキングしているので矢張り理想とは程遠いんですが…
Bルート時のサブクエで判明したのですがどうやらアンドロイド達には「家族」という概念がない様子(友人、恋人の概念はある)
対して機械生命体はとっくに姉妹ロボや遊園地の家族ロボのように「家族」というコミュニティを築いている(恐らく地球に降り立ったのは異星人の方が先だったので先に学んだのが機械生命体の方だっただけだと思うのですが)
形こそ人類史における「ヒト」とかけ離れてはいても多分かつての「人類」に近いのは機械生命体の方なのかなと思います 
この辺りの対立や描き方はやっぱりレプリカントを彷彿とさせてきます
それとアダム誕生前の機械生命体たちの巣で性行為の真似事をしている、と目にしたのでBルートで確認したら本当でした
ただ片方が寝転んで片方はそれにぶつかっていく形なので本当に真似事
でもこれ機械生命体の技術が発達していたら本当に子供できていたのかな…

Bルート
9Sはスキャナー、かつハッキングを使って敵を倒すということもあり、機械生命体の過去を見ることができる、というのはレプリカント2週目のマモノの声と同じですね
レプリカントではカイネとプレイヤーは聞こえるけれどニーアには聞こえない、という設定でしたが今回の場合も9S本体が知るわけでなくてあくまでプレイヤーだけが知りうるだけの模様
このハッキングシステム、前回でシューティング苦手な自分ができるのか不安と触れましたがむしろ成功すれば大型も一発、ボスに関しては4〜5回やればぶっ倒せるという慣れてしまえば戦闘が超楽勝(※記事を書いている人はイージーでやっています)なので積極的に使ってました

・9S
ボイスチェンジャー機能 なに?
試しにいじってみるとマックスでほぼ機械生命体に近い声になるのにぞっとしました
2Bとのやり取りは憧れの先輩と仕事ができてウキウキな後輩というイメージでしたが21Oとのやり取りは姉弟という感じで微笑ましい
後初めてポッドを撫でられることを知ったんですが撫でた後に拳と拳をぐっと突き合わせるのが男の子って感じですね
ポッドが定期的なケアの推奨と感謝と親密度の上昇を告げてくるのが可愛い
定期的なケア、もっと撫でてねってことですよね  撫でるよ〜
闘技場が楽しいです 水没都市のは闇しかないけど
しかしアダムと会話したときの2Bを××したい、はどっちの意味なんだろう…
多分殺したいなんだろうな 性欲はないだろうし
その割に心拍数の上昇や恋人という概念はあるんですよねアンドロイド
サブクエでも今の所恋人というだけでその関係性(キスとかの接触の有無)の言及はないのでアンドロイドの中での恋人との過ごし方が気になります

そして人類 やっぱ滅びていた 知ってた〜
DNAしかないみたいです どうやって保管したりメンテナンスしているんだろう
月に送り届けているコンテナの中にたまに荷物があるのは月でDNAを管理するアンドロイド用なんでしょうか
しかしアンドロイドを作る技術はあるのに人工子宮だとかそういうのは作れないんだろうか、と思ったんですがレプリカント時代で既にレプリカント体に生殖機能がないことが判明しているので多分無理なんだろうな…
それでいてレプリカント時代から人類=肉体と魂を得ているものという固定概念が根付いてそうなのでアンドロイドの身体にDNA突っ込んで新人類を作ろうという発想もきっとない 
Aエンドでも「機械生命体とアンドロイドの隔たりとは」ということしかB2は考えていなかったのでやっぱり人類(肉体と魂を持ったもの)の復活は絶望的
これを9Sは知ってしまったわけですがCルートではどうなるのか

ボーヴォワール
サルトルいい加減にせぇよ
彼女の恋した機械生命体がサルトルかは判明していませんがいやあれは絶対サルトル
名前はともかく、モデルはエリザベス・バートリー辺りでしょうか
現状過去回想のある機械生命体ボスが彼女だけなんですがCルートで追加あるんでしょうか

アダムとイヴ
アダムを失って暴走したイヴがレプリカントの魔王を彷彿とさせて辛かった
アダムは積極的に知識を吸収していって見た目相応に賢くなっていったみたいですがイヴは反してだいぶ精神的に幼かったですね
聖書に連なって下着をつけたり、林檎を食べたり(順序が逆だけど)、でもイヴはとにかくお兄ちゃんと遊びたくてたまらないし、静かな場所で2人暮らしたい
けどそれが叶うことはなかった
アダムが自身の行動は「憎悪」からだと言っていましたが個人的には「知識欲」では?と思っています 人類を解剖したい発言や最終的にたどり着いたのが「死」への欲求でしたし、イヴとの会話でも基本的に知識を得る事が第一な辺り
ただアダムから産まれたイヴが純粋の塊(アダムが死ぬまでは)のようなものなのであの場でイヴが産まれなければ憎悪と純粋の中で葛藤が生まれたのかな〜と考えたりします ところであのふたりの遊びってなんなんだろう
機械生命体の頭でも投げ合うとか? 

絵本
これ誰が描いたんだろう…
主に描かれているのは機械生命体達の「タカラモノ(心や意志ようなもの)」、
親殺し、コミュニティから外れた故に深海に沈められたもの(グリューン)
グリューンに関しては「おかあさん」を呼ぶ辺りやっぱり機械生命体たちはタカラモノと共にコミュニティを築き出した感じなんですかね
グリューン本体を産み出した「おかあさん」は廃工場のことなのか、それともつまはじきにされたグリューンの中でも「おかあさん」だけは自分を受けいれてくれるという希望の嘆きだったのか(機械生命体たちの家族関係は総じて良好なのが多いので)

エミール
エミールだけどエミールじゃなかった
森の王国後に廃墟都市でブンパカブンパカ音楽を鳴らしながら猛スピードで走り回る姿を見てもうレプリカントの記憶はないのかな…と思っていたらサブクエにてオリジナルエミールがエイリアンとの戦いで増産したレプリカエミールのひとつだったのが判明 時代とともにコピーにコピーを繰り返していたのでオリジナルの持っていた記憶も薄れゆき、そりゃあレプリカント時代のことも薄れちゃうよね…としんみり 遊園地廃墟で月の涙を見たときに何かあるのでは、と思っていたのでこういうイベントがきてくれるのは嬉しかった
かつてカイネの家があった場所に月の涙が沢山咲いている図は夜の来ないこの世界で唯一の「星空」のように見えるのがとても美しく(記事トップ画像)、ここだけはずっと地上に残り続けて欲しいなと思います エミールのためにも

サブクエ諸々

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正直これはゲラゲラ笑ってしまった 
この劇毎回やってるぽいですが役者ロボの補填どうしているんだろう

個人的にゾッとしつつも好きなクエストは「流浪のカップル」です
このまま便りもないまま彷徨うよりは…と記憶喪失を選択したんですが、女性の方が毎回自分の好きなように男の性格を書き換えていたというオチ
もう6回目だから大丈夫!とヘイチャラな様に怖…と思いながらアンドロイドだからこそできる残酷さだなと思いました
次いで「記憶喪失」
E型というのが出てきましたがこれが今後関わってきそう
「管理担当者の依頼」も切ないけれど好きです
完了後にこの人に近づくとBGMがオルゴール調になるのが細かい

現状Cルート直行中です
既に書きたいことは色々あるんですがひとまず今回はここまで

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