Process Automation Mechanism ~行動の自動誘導~
20歳にして腰に限界を感じている藤田です。
さて、今回は「PAM戦略を用いれば何も言わずに行動を自動化することができる。」というテーマでお話させていただきます。
「行動」に着目することで集客が莫大に上がることがこの記事で分かります。(見てない人は見てからの方が絶対にいいよ。)
今回はこの続きで、こちらから行動を作ることをしてしまえば、永続的な収益になるということを解説します。
行動の自動化
子供の遊び場にただ、「整理整頓」という紙を貼っても中々お片づけしませんよね…
下の写真を見てください。
これは漫画「ドラゴンボール」です。よく見てみると、キャラクターの神龍が揃っています。
もちろん巻数が揃うこともありますし、神龍が揃わないと「気持ち悪い」のです。
だから持ち主は勝手にこの漫画を揃えようとします。
これが「行動の自動化」であり、人間の心理をコントロールすることです。
他にも、ゴミ箱をバスケの型にするとそこにゴミを入れるようになったり、男性ならわかると思いますが、立ちションのトイレに的のシールを貼るとみんなそこを狙ったり。
こういった自動化の仕組みをつくることで、物を売らないでも売れたり、リテンションを促さないでもリテンションすることができるのです。
人間はやれって言われてもやらないし意識もしません。だから自動的な行動作りが重要なのです。これが「PAM戦略」です。
イソップ物語の一部
イソップ物語の北風と太陽の話を知っていますか?
北風と太陽が服を脱がすために勝負的なことをするのです。
北風は服を脱がすために「風を強く」しました。しかし単純に相手が警戒してガードが固くなってしまい無理でした。
一方で太陽は、暑くしただけで、自然と服を脱ぎ始めてしまいました。
つまり、狙った行動を作るためには、その行動をするための適した環境や仕組みを作ることが欠かせないのです。
これが「行動誘導」なのですが、ちなみに冒頭に載せた記事は「行動マーケティング」です。2つの違いを説明します。
◯行動マーケティング
例えば、コンビニの募金は、お釣りをしまうのが面倒くさいので、レジの横に置いて入れてもらう作戦です。
つまり、人の行動に合わせて試作するのが「行動マーケティング」です。
◯行動誘導
こちらは、音の鳴る募金箱にすると、わざわざ財布からお金を出そうとしてくれます。
これは相手の行動に合わせているのではなく、こちら側から行動を作る試作をしているのが「行動誘導」です。
PAM戦略の完成
「行動誘導」を理解した上でここからはPAM戦略を立てていきましょう。
必要になってくるのが下の式です。
物質的仕掛け+心理的仕掛け=PAM戦略
物質的仕掛けと心理的仕掛けをそれぞれ見ていきます。
◯物質的仕掛け
先程の例でも挙げた募金箱などのことで総じて「物質的トリガー(原因、引き金)」を用いる作戦のことです。
これをアナロジー戦略ともいい、これは1を見て100を理解することです。
ビジネスに置き換えると、相手のたった1つ行動を見てニーズなどが理解することができればこれだけ良いことはないでしょう。
例えば、ビーチの入り口で原価の安い氷のグラスを無料で配られたとしましょう。
あなたはどうしますか?もちろん飲み物をそこに自然と入れて飲みたくなるでしょう。
周りに飲み物屋さんを置けば、これだけで勝手に売れるのです。
飲み物(売りたい物)を売らないで、飲み物を(売りたい物)を買う仕組みを作りましょう。
◯心理的仕掛け
こちらは、共通目的にもう一つの選択肢を与えることを意識しましょう。
少し難しいですよね。例えてみます。
ビールを線ぴったりの比率で注ぐことができればミックスナッツが無料で貰えるサービスがあるとします。
そうすることで、成功するまで繰り返しちゃうし、プラスしてミックスナッツも超塩辛くしてしまえば、ビールもどんどん進みます。
「ビールを飲む」という目的の他に、「ビールを飲むために体験する」という目的が足されています。
ここに例えば「ポイントカード」という目的ではない邪魔な体験を足してしまってはいけないのです。
まとめ
特に最後のPAM戦略の完成をするために物理的にも心理的にも考えることはとても大切です。
以前までの投稿も振り返り、脳科学マーケティング、行動マーケティング、行動誘導を完璧に理解しましょう!
そうすることでリテンションの獲得は何も言わずにできてしまうようになります。
ではまた!
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