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とりあえず始めてみるその60(懐かしのパリ編、文字起こしシリーズ2)

パリでブラブラして適当に店に入ったりすると当然日本語は通じない。コミュニケーションは英語になるのだが前も書いたが私は話せないのでうる覚えの中学生レベルの英語を駆使して話してみる。何回かで分かったことは間違っていても自信ありありで話すと何となく伝わってる事がある。

マレ地区で眼鏡屋さんに入った時にそのお店は新しいものしかなかったが参考用にビンテージの眼鏡が載ってる本があったのでこれは無いのか?と尋ねると

ないないない〜と言ってきたので

50年代から下のレスカ出してよ

と捲くしたてたら

分かった!この日だったら倉庫に連れてってあげるよ

と言われた

まさかのバイヤーと思われたらしく買付に誘ってくれたのだった

パリの人は冷たいとか散々聞いていたが

そんなことは全くなくみんな優しかった

公園とか教会とか時間が許す限り歩いては入っての繰り返し

日常が楽しかった思い出がある

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