2021天皇賞秋 追い切りメモ
1週前
エフフォーリア
コースで3頭併せの真ん中。押さえつつ仕掛けると抜群の反応だった。ダービー以来だが10月頭から乗り込んでこれが3本目。輸送の心配はないので最終もしっかりやるのかな。春比べて長めから乗れるようになってきたし成長を感じる。
カレンブーケドール
相変わらず坂路で動く。併せてしっかり追ったのは評価できるが、春以前はそこまで追わなくても51秒台は出ていた。最終も坂路で52秒台、12秒半ばというところかな。手応えと反応はしっかり見たい。
グランアレグリア
折り合いを意識して長めからかな。折り合いも問題と思うし手前の変えかたもスムーズで府中のマイルでの走りから2000mは守備範囲内だと思っている。追い切りは5F81.7からの上がりもしっかりしていたし、前進気勢とスッと離した形も抜群で文句なし。安田記念の時のモヤっとした追い切りではなく休養もとれていつものグランアレグリアの走りが見られそう。
コントレイル
先週も6Fから乗っていい反応だったし、1週前のこの追い切りも全体の時計、上がりとも文句なし。もう仕上がっている感もあるので最終は調整、反応を確かめる程度になるのかな。大阪杯の1週前も好時計だったけどレース自体の条件が悪かったから気にしていない。むしろ直線は右手前で走れる左回りの府中に変わって能力全開では。大阪杯では最後まで左手前で走れていたことを評価したい。
サンレイポケット
中2週で単走だがコースでしっかり追えたのは好感。走り自体も軽快で疲れは感じない。ただいつも1週前は6Fから併せて時計を出して最終は坂路のパターンなので間隔が詰まっていることも考慮しても少しだけ物足りない。最終はよくて坂路で併せる形かな。さすがにこのメンバーに入ると見劣る。
トーセンスーリヤ
前を追いかけてかなり意欲的に追って終いも抜群。足りるのかどうかは別としてこうやってしっかり仕上げてG1に出てくると盛り上がるよね。最終もしっかり追う形なら少し色気も出てきてしまう笑
ヒシイグアス
コースで単走。休み明けだがこれで3本目。最終で4本だが長めからやっていることも考慮しても少し負荷が足りないイメージ。1週前は併せてしっかりやって欲しかった。今回の追い切りでずっと左手前のまま変えずにゴールまで行ったが、ウェルカムSの時も残り100mで右手前に変えるレースだった。右回りの方がいいのかなとも思う。
ペルシアンナイト
相変わらず調教は走る馬。前脚を叩きつけるような大飛びのフォームでしっかり追われて好時計。札幌よりはトレセンでしっかり終えているしいい意味で好調維持の感じ。ここにきて大きく変化は望めないけど普通に掲示板に載ってきても全然おかしくない。
ポタジェ
中2週で間隔が詰まっているのが長めからコースは好感。サンレイポケットと比べてもこちらの方が6Fからできている分イメージはいい。この厩舎のパターンだと最終は芝になりそうだけど手応え等確かめる形でいいのでは。
ユーキャンスマイル
左回りといえばこの馬笑
コースの3頭併せでしっかり追えているし1週前としてはまずまずかな。反応も少し物足りない感じがするし府中の2000mでこのメンツに入るともう1段2段上げていかないとという感じはする。
ラストドラフト
全体時計は平凡だが画像の時点のような反応は良かった。コースで長めから併せる形も毎日王冠組の中では好感。前走も動きは良く注目していたけど結果に結び付かなかった。ここでしっかり経験して実績を積んでいけば重賞勝ちもまだまだできそう。
ワールドプレミア
ユーキャンスマイルが内、コースで併せたがこの遅れはやはりいただけない。先週の坂路も相手馬は手応え良く追ってどうにか先着。春の天皇賞時も1週前はコースで相手馬にくらいついて抜かせない手応えだった。
府中はジャパンカップ6着のみだがこの2000mの距離で反応して上位争いとなると現時点では厳しいのでは。来週の動きは要注視。
最終追い切り
以下、よく見えた順。
グランアレグリア
最終追い切りで更に時計を詰めてきた。
コースでの併せ馬でもあるしコーナーの曲がり方、手前の変え方もスムーズ。前進気勢もあって素晴らしい動きだし調子の良さが伺える。
ヴィクトリアマイルや安田記念など、勝った時のレースのような直線抜け出す脚をこの追い切りの反応に垣間見た感じ。
2000mであの脚を使えるかということに関しては、極端に馬場が悪くならなければ問題ないのでは。
エフフォーリア
先週と同じような時計。全体時計は目立たないが3頭で併せて負荷をかけたし2頭の間をいい瞬発力、反応で先着した。最終追いとしても文句なし。
やはり今回も長めからやれているし、春からのパワーアップが見られる。非常に楽しみ。
レースの流れはグランアレグリアより前の位置になるのか。向正面でしっかり折り合ってダービーのように堂々と抜け出して真っ向勝負になるか。
コントレイル
予想通り坂路で単走、反応を確かめる形。
時計は優秀だし力強さと推進力を感じるいい動き。少しふらついたりしてした去年より体質が強化されているし、同じ休み明けだった大阪杯と比較しても遜色ない。
ただ1週前との比較で大阪杯時はラチ沿いの外を回してきて全体時計は大阪杯の方が速かった。上がりは今回の1週前の方が速いが内を通ってのもの。
順調さを欠くようなことでもなく気にするほどでもないとは思うが上2頭と比べると少し気になるところ。
カレンブーケドール
予想通りの坂路での時計。4Fが若干速かったかな。いつもの最終追いより時計的には意欲を感じる。輸送もない分ここに現れているのだろうか。
直近の関東圏の競馬だと日経賞、その前の有馬記念の追い切りが近い時計だろうか。
この馬は坂路で右手前に変える瞬間に外に寄る、併走馬に寄っていく形になる。ジャパンカップでは直線で手前を変えた時にやはり外に少し寄れた。
距離があればいいが今回はさらに距離短縮で少しロスが生まれるのでは。
ラストドラフト
最終はコースで併せ馬。馬場の真ん中を回転の良いフットワークで反応もよく先着。前進気勢があって前を捉える形。しっかり前脚も上がっていて全体時計、上がりとも文句のない形。先週も中2週ながらいい動きだったし良化を感じる。
春先は時計が平凡だったりポリコースで追ったりと安定しなかったが、この秋の動きには注目している。
トーセンスーリヤ
馬場の内寄りではあるがまずまずの時計。中2週ながら先週もしっかり追って負荷をかけているし、今週は単走だが時計、動きとも良かった。反応を確かめるだけで十分か。脚の運びからは疲れなどは感じないし、いい状態で出走できるのでは。
モズベッロ
京都大賞典から中2週。坂路主体で追っていた馬が今回はコースの併せ馬。6Fの時計、上がりともいい数字だった。併走馬を直線で突き放すいい動きだった。
直線半ばで右手前に変えていて伸びたような気もするし意外と左回りはあってあるのでは。
確認したら2019年の中京1勝クラス以来だった。
ペルシアンナイト
引き続きしっかり終えている。前を追いかける形で突き放しているし、時計もいい。
大飛びでいいフットワークなのでコースでの調教はいつもよく見せるし、好印象。先週の印象の通りいつ掲示板に載ってきてもおかしくない。
一度ダートでの走りも見てみたいと思ってる。
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