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日本一周その11 九州編 後編 

お久しぶりでございます。気軽に気楽に日本一周九州編その11、九州後編をお届けします。
9月の21日、九州に上陸して4日目の朝は知り合いの家から始まります。

幽体離脱し、自分が寝ているところを撮影しました。

朝6時に起床し、軽く準備をしてから知り合いの車でコメダに行きました。

なんやかんやいつもコメダにいる我々

最近あまりコメダに行ってなかったですが、やはり安定のクオリティ。美味しいコーヒーに大ボリュームのサイドメニュー。

定番のモーニング
期間限定のフルムーンバーガー

朝からしっかりとカロリーを摂り、旅の準備は万全。ここから先、今日のお昼までは知り合いの案内で鹿児島を回ります。

知り合いの家に戻り、互いのバイクを準備して家を出発。下道で桜島フェリー乗り場を目指します。
桜島フェリーは料金所が降りた先にあるらしく、特にチケットを買うこともなくそのままフェリーへ乗り込みました。

並んで停めると威圧感が半端ない二台

桜島フェリーの凄いところは24時間営業しているところ。流石に夜遅い時間は1時間に1本だけの運航ですが、それでも夜通し営業しているのは凄い。別に孤島というわけでもなく、道路も繋がってるのに。
調べてみたら、桜島が活火山だからのようです。大規模な噴火があった際、すぐに避難できるように24時間運航しているとか。

なんにしても、フェリーを使って桜島までショートカット。桜島での目的地である有村溶岩展望所を目指します。

桜島でバイクを走らせること十分ちょっと。有村溶岩展望所に到着しました。

これ、若干噴火してね? と知り合いと話していた画像。若干他の雲とは色が違うなぁと。まあ地元民じゃないのでなんともわからんですが。

と、このように有村溶岩展望所では噴火によって落ちてきた溶岩源に通路が作られており、溶岩石を真近で観察することができます。

このような避難所が見受けられるのも活火山のある島特有ですよね。まあ阿蘇にもありましたが。うちの近くでは絶対に見ないので少々物珍しい。
何にしても歩いているだけで面白い場所でした。

有村溶岩展望所を出た後は、陸路で海沿いを南下し『道の駅たるみず、はまびら・たるたるぱあく』へとやってきました。
ここでお昼ご飯にしましょう。

エビフライ…ヤデェ…

注文したのは立派なエビフライが五本も乗ったエビフライ丼。海鮮丼でもいいかと思ったのですが、ボイロ車載主の逃れられない宿命といったやつです。

腹ごしらえも済んだところで、お世話になったお知り合いさんとはここでお別れ。色々とお世話になったお礼を言い、私一人でさらに鹿児島県を南下していきます。

次の目的地は日本本土の南の端、佐多岬です。
鹿児島湾の海岸沿いを数時間ほどバイクで南下し、佐多岬の駐車場に到着しました。

佐多岬は大隅半島の最南端に位置する岬で、九州本土最南端並びに日本本土最南端でもあります。

これで北海道の宗谷岬、納沙布岬。九州の神崎鼻、佐多岬と日本本土の端を制覇しました。
これはもう日本一周完了したと言っても過言ではないでしょう。

嘘です。まだまだ続きます。
佐多岬を出た私は本日の宿を目指して来た道を引き返していきます。
本当だったら今日中に宮崎まで行こうと思っていたのですが、少し時間が足りないので今日は鹿児島の快活で停滞。
ですが、その分少し時間があるのでもう一つだけ観光地に寄っておきましょう。

というわけで日が沈む直前に道中にあった雄川の滝へやってきました。
本当だったら滝壺の方へと降りたかったのですが、流石に時間切れ。今から向かっても暗くなってしまうでしょう。

というわけで21日はこれで終了。快活で一泊し明日に備え……

22日になりました。旅を再開しましょう。
22日、快活から出ると天気は生憎の雨。雨具を着込んで本日最初の目的地、宮崎県の南の端にある都井岬へやってきました。

野生のウッマ。ズボンを齧られた

ここの特徴は何といっても野生の馬がすぐそばにいること。到着した時間が速く灯台へは入れませんでしたが、その分馬と適切な距離を保ちながら交流しました。

野生の馬とのキャッキャウフフを堪能したのち、バイクを北へ走らせ鵜戸神宮へ向かいます。
鵜戸神宮は宮崎県の宮浦にある神社で、神社本庁の別表神社に指定されています。海蝕洞内の中に本殿があることで有名です。

主祭神は日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊であり、縁結びや夫婦円満、安産などのご利益があります。というか日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊を一発で読める人っているんですかね? この神様は「ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと」様です。
名前だけ聞いてもピンとこない人が多いと思いますが、分かりやすく言うと神武天皇のお父さんです。うわ、一気に身近な神様になりました。

また、この神社は神社としては珍しく、参拝するために階段を下る、いわゆる『下り宮』になっています。

というわけで参拝も済んだので少し休憩して次の目的地へ向かいましょう。

次の目的地は観光地というわけではなく、宮崎県で有名なチキン南蛮の店に行きました。

はい。宮崎のクソ有名店、ファミリーおぐらです。

おお……なんか、こんなにちゃんとしたチキン南蛮を食べるのは初めてかもしれません。
しっかりとした味付けのチキンに濃厚なタルタルが掛かっています。白飯ともよく合い非常に美味しい。これは有名になるのも頷けるというものです。

というわけで腹ごしらえも済んだところで次の目的地へと向かいます。次の目的地は九州本土の最東端になる鶴御崎です。
東九州自動車道をまっすぐ北上し、鶴御崎がある大分県佐伯市を目指します。
鶴御崎に向かう道中、道の駅の北川はゆまにて一度休憩。食事処で生しらす丼を注文しました。

え? さっきチキン南蛮食べただろって?
さっきのは朝ごはん、これはお昼ご飯です。

さて、腹ごしらえも済んだところで更にバイクを走らせ、鶴御崎に到着しました。

ちなみにこの時は自分以外の観光客はいませんでした。まあ神崎鼻や佐多岬と比べると鶴御崎は知名度も低くアクセスも良くないので当たり前と言っちゃ当たり前かもしれませんが。

というわけで九州本土最東端鶴御崎に到達しました。これで残すは最北端のみ。まあ最北端は門司港近くなので最終日にでも回りましょう。

さて、本日の目標だった鶴御崎には到着したので、少し北上して別府市にある中華屋で夜ご飯を食べることに。
やってきたのは別府にある有名な中華屋、東洋軒です。

注文したのは勿論この店の代表メニューであるとり天とチャーハン。

いやぁ、やっぱり別府と言ったら東洋軒のとり天と言われるだけありますね。滅茶苦茶美味い。チャーハンも美味い。
この日は待ち時間も殆どなく、非常に満足のいく晩御飯でした。

さて、腹ごしらえも済んだところで今日のうちに福岡の近くまで行ってしまいましょう。
目指すは鳥栖にある快活。でも、その前に道中にある展望台へ寄ることに。

というわけで道中にある十文字原展望台へやってきました。
スマホのカメラでは夜景は綺麗に写りませんが、それでもこの絶景。別府の夜景は凄いですね。

さて、夜景も見たところで今度こそ本日の宿へと向かいましょう。

一晩明けて9月の23日の朝。
今日に関してはダムマイスターのフォロワーさんに五ケ山ダムを案内して貰うことになりました。

五ケ山ダムは福岡県最大の重力式コンクリートダムで、2018年に竣工した新しいダムです。
マイスター曰くダムの白さが新しさの証だとか。なるほどなぁ。

また、黒地に金文字というのも福岡のダムの定番だとか。確かにダムだけでなく橋とかでも黒字に金文字を見たような気がします。

下から見た五ケ山ダム

バイクで下へと回り込みました。ダムに空いている穴は洪水吐と言うみたいです。どうやらダムに満水まで水が溜まるとここから水が溢れ出てくるそう。
そのほかにも五ケ山ダムのことを色々と教えてもらったので、詳しくは動画にて出力したいと思います。

さて、ダム見学も終わったところでマイスターと共に糸島にあるドライブイン鳥へとやってきました。

注文したのは一番人気の一番定食。鳥飯と鳥スープと鳥もも肉がセットになった定食です。

このような感じで肉は自分で焼く焼き肉方式。やっぱり焼きたてが一番美味しいですからね。

さて、腹ごしらえも済んだところでマイスターとお別れし、次の目的地へと向かいます。ここまでの案内ありがとうございました。

ドライブイン鳥を出て少々バイクを走らせ、佐賀県にある鏡山展望台へとやってきました。

鏡山展望台からはこのように唐津湾と虹の松原が一望できます。
上の写真で確認できる海沿いの森が虹の松原です。
ちなみに、次の目的地はそこ。

というわけで鏡山展望台からバイクを走らせ、虹の松原にあるハンバーガー屋、唐津バーガーにきました。

購入したのは色々とトッピングされたスペシャルバーガー。

小腹が空いた時に食べるにはちょうどいいサイズ感で非常にいい感じ。小さい屋台ではありましたが、駐車場には溢れんばかりの車が停まっていました。

さて、軽く腹ごしらえも済んだところで次の目的地へと向かいます。
そのまま海沿いを小一時間ほど走り、やってきたのは二見ヶ浦の夫婦岩。

夫婦岩と呼ばれる岩ってあちこちにありますが、発祥ってどこなんですかね。それとも同時多発的に夫婦岩と呼ばれるようになったのか……少なくとも自分の中では夫婦岩って言ったら伊勢の夫婦岩のイメージが強いです。まあ地元ですからね。

とまあ、そんなところで次の目的地に向かいましょう。最後の目的地は本州です。
それだけ書くと「なんや帰るんかい!」って思われがちですが、もう少しだけ九州にいます。というわけでやってきたのは北九州の端にある関門トンネルです。

関門トンネルは九州と本州を繋ぐトンネルであり、基本的には歩行者専用です。まあ自転車やバイクを押して通ることはできますが。

というわけで海の中を通って本州の地を踏みに行きましょう

九州と本州を股に掛ける男

というかこのトンネル、この辺に住んでいる人のランニングスポットになっているらしく、ランニングしている人が結構な数いました。
まあ無料で通れるし道も真っ直ぐだしでちょうどいいんでしょう。

というわけで本州側に到着。一足早く本州に帰ってきました。まあ、すぐに九州に帰りますけどね。

というわけで九州に帰ってきました。次が最後の目的地。九州本土最北端です。

まあ、最北端にはなんにもないんですけどね。埋立地ですし、コンテナのターミナルがあるだけです。
何はともあれこれにて九州本土の東西南北端を制覇しました。あとは無事に本州へと帰るだけです。

でもその前に少し腹ごしらえ。ちょうどフォロワーさんが私がこれから乗るフェリーで九州に来ていたので、一緒にうどんを食べに行きました。

注文したのは肉ごぼ天うどん。いやぁごぼうの天ぷら美味しいです。海老天とかより全然美味いかも。

急なお誘いにも関わらず夕食に付き合ってくださったフォロワーさん本当にありがとうございました。

といったところで九州編はこれにて終了。あとはフェリーで横須賀へと帰るだけです。
帰りは東京九州フェリーを利用します。この航路が出来てから九州が一気に近くなった気がします。

さて、最後に九州編のまとめをして終わりにしましょう。

九州編走行距離 3,024km
日本一周総走行距離 10,235km

九州編費用 105,794円
日本一周総費用 297,828円

日本一周進捗率42.6%

やっぱり九州全部となると一気に進捗率が進みますね。
といったところで今回はここまで。次はどこに行くかは未定ですが、次回もよろしくお願いします。

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