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クリスタで線が飛ぶ、破線になってしまう場合のトラブルシュート概要(一般)

ペンのトラブル、日記ではざっくりしか描いてないのですけど、結構大問題でした。ペンで線を引くと、破線みたいにぶつぶつ線が途切れるんですよね。ストロークを一回かけて線を引くと、それが勝手に四分割くらいになる感じです。

線が死ぬと、もう絵を描く根本が壊れたことになるので、何もかもできなくなります。あと、個人的に自分は線と、白黒のバランスにはこだわる傾向があるので線が死んだらもう全部放棄して、アナログのにゃんこ大戦争の日替わりカレンダーの裏に気に入りのペンで描く生活に戻る方がいいです。

同じような人もいると思うので、ちょっとまとめました。線が飛ぶ人は参考にしてみてください。

トラブルシュート、三つのアプローチ

  • クリスタ自体の問題解決

  • iPadなどの物理側からの問題解決

  • 描画ペン自体からの問題解決

描画ペンの線が途切れる問題は類似するものも含めて、ものすごい数の問い合わせが検索すると出てきます。一般的に言われるのは、

  1. メモリクリア

  2. ペンまわりの設定の更新や変更

  3. iPad などを使用の場合は、指操作の認識を変更、調整

  4. クリスタ、ペンの再起動

  5. クリスタの再インストール

です。クリスタの動作が不安定だと解決するアプローチですね。それで解決しない、となると

  1. OSのバージョンアップ(最新化)

  2. iPad やタブレットの画面上にケースやシールなど、付着している場合はすべて取り除いて試して見る

  3. 描画しているタブレットなどを別の物を使用したりして、確認

  4. ディスプレイの表示やクリスタの動作に影響を与えるような不具合がハードウェア側からないかを確認(デバイス全体の正常性チェック)

4 がちょっと難しいですけどね。4 は、本来別のマシンや入力装置でテストできればいいんですけど、クリスタのアカウントは一つのデバイスに紐づいているので難しいかもしれません。

これでも解決しないとなると、最後のチェック。入力のペンです。個人的には結局ペンが原因だったってのは多いんじゃないかな…と思ってます。

  1. ペン先を変える

  2. ペン先にもしなにかテープなどをつけているのであれば、それを剥がしてテストする

  3. iPad やタブレットの画面上にケースやシールなど、付着している場合はすべて取り除いて試して見る

  4. 別のペンを使用してテストする

ペン自体に問題がある、というのは結構ヘルプデスクから提案されているのをあんまり見なかった気がするんですけど、上述の通り、結構ほとんどこれが原因じゃないかなって印象です。

安いペンはなんでかよくわからないですけど、「ある日急に線が飛ぶように」なります。めちゃくちゃ困りました、本当。ちゃんとサポートがあるくらいの一万前後のペンを買った方が色んな意味で無難かもしれません。

ペンで描く際に、ペンが原因で線が破線になるのは、ペン側での動作がコンマ数秒で不安定なので Bluetooth での通信がしっかりしていても、その認識がおかしくなった部分がペンを一旦離した状態になって、それが断続的に続くから破線になるわけです(わかりにくい?)。

要は動作が不安定なペンを使うということは、線を引いてる際に自分でペンを付けたり離したりして描いてる…とクリスタ側は認識することになるというわけです。

手や指の認識が介入してくる場合は、線をペン入力しているにも関わらず、そっちに一度認識が飛んで戻ってきてまた線入力の認識に戻るので、ペンの認識自体が飛び飛びになるから破線になる、みたいな理屈かなって考えています。

安めのペンは使いやすいんですけど、こういうトラブルシュートすると大変な事象がある日急に発生してしまうので、正直もう二度とごめんだなあって感じです。

絵を描くデバイスを揃える際は、ペンは高い物を買う前提で考えた方が無難ですね。デジタル作画を諦めるくらいのトラブルだったので焦りました~。

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