見出し画像

【しちやのフィルムれびゅー】第3回 CYBERPUNK「CYBERPUNK640T」

今回は池袋の芸劇さんにて展示会に参加するので、その写真のモデルさんである友人を撮影したこちらのフィルムをマッピングします。

しちやフィルムマップの基準はこちら↓

①そのまま
とにかく使いやすい。
撮りたい写真のイメージどおりに仕上がりやすい。安心してどんな場所でも使える。失敗したくない時に使う。
②エフェクト
現像してから、予想だにしない仕上がりに引き込まれる。見た目の色とは違うもの、感光のようなラインなどが目立ち、何が起きるかわからないので刺激的な撮影ができる。
③田舎
自然や商店街など、ノスタルジックな情景のときに使いたい。
④都会
ビルなどの建造物、ネオンなどを撮る時に使いたい。



2回目はこちら↓

CYBERPUNK CYBERPUNK640T レビュー

こちら、すごく使うのを楽しみにしてました

写真撮ってトリミングしてるので上の方折れてます

名前からしてかなりエフェクト強そうな名前です。
パッケージも強めな色

基本的に使ったことのないフィルムはまずわたしのメイン機であるMPで使用します
結論から申しましてこの子MPに入らない。。。
何度試しても底蓋が閉まらないんです

なぜなんだ、と思い、まず蓋が問題なく閉まるフィルムサイズを測定しようと思いました
まず直径を測定 
※わたしの測定方法は雑です

kono 直径25mm 100均の発送用測定定規便利ですね
CYBERPUNK 直径25mm おんなじだ

続いて円筒の縦

kono 46mm 写真で見ると0mm合ってないように見えますが一応合わせたつもり
CYBERPUNK 約47mm 1mmまでとは言えないが、konoよりは大きく見える

HAKUBAさんのクリーニングペーパーはおやすなので気兼ねなく使えてありがたいです

おそらく大体の珍しいフィルムがリサイクルパトローネだと思いますが、konoはkodakだそうです。つややか黒という感じ。
対して、CYBERPUNKはプラスチックの黒い部分がマット調で見た目感覚でも大きく見えます。

Leicaジャパンさんにも「フィルムの相性はあるか?」ということについてメールで質問させていただいたところ
とても丁寧に
主要なメーカーのフィルムによる装填不良はない
というご返答をいただきました。

試しにautoboy Sに装填
問題なく入りました
やはり円筒の縦部分が長いと、底蓋をしめるタイプのMPではきび〜ということでした 
ということで、サイドをパタンとしめるタイプのオート系フィルムカメラなら安心して使用できます
CYBERPUNKは全部このパトローネなのか気になるところです

ということで、機材はCANON autoboy Sです

初めの方はちょっと感光気味
さんぽ(©︎となりのトトロ)のイメージで!お願いしました
花も鮮やかに写ります
映画用フィルムらしいです 確かにそんな感じある
雨の日
ノスタルジックに映ります
カオマンガイ食べました
空柔らかくなる
苺嫌いだけど気になりすぎてバレンタイン調査で買ったもの 
これは食べれたし、苺好きは食べた方がいいんじゃないか

model かな( instagram @hishigata_no_ @kana_anyways )
かなちゃんいつもありがとう!

名前に反して、かなり柔らかく美しい印象のフィルム!
映画用フィルムということでノスタルジックに写ります

640Tということでタングステンなのですが、特に照明のない外撮りもいい感じでした
苺や花の色も鮮やかに映る
でも、人肌の色はふんわり

MPでも使えたらより嬉しかった。。。

ということでわたしのマッピングはこちら!

ふんわりしがちだけど、言いたいことは言う強い気持ちを持ってる子

タングステンなので都会側で使いたいですが、
人肌や空の再現性(ふんわり感)が大変良いので、
極力田舎よりのそのまま・都会にいたしました!
他のISOもあるから気になる。。。どれもMPで使えないのかも含めて調査していきたいです

では、最後の最後に告知失礼します
今回モノクロフィルムにて、今回の写真のモデルのかなちゃんを撮影した写真で
展示会に参加します
載せた傘の写真の静と動で準備しました
ここ最近はバタバタですが、気持ちに余力がある限り展示会には参加したいと思います

■展覧会名
The Monochrome 2024

■企画主旨
影と光が踊り、時を超えた美と深みを紡ぎ出す。

モノクロ写真は色彩の枠を超え 観る者に独自の感動をもたらし、白黒ならではの奥深い表現が 瞬間の感動を永遠に刻みます。
そんなモノクロ写真の良さを日本に広めるため、弊社初のモノクロ写真専門展「The Monochrome 2024」を開催します。

■会期・時間
2024年7月26日(金)-28日(日)
11:00〜18:00(最終日のみ11:00〜15:00)

■場所
https://www.geigeki.jp/
東京芸術劇場/ギャラリー2
東京都豊島区西池袋1-8-1-5F

■アクセス
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b出口と直結しています。

合同会社日本文藝様HPより


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?