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ウサギと楽しく暮らす50の方法25巻(48-49)

とくに病気としては扱っていませんが、ウサギはストレスにとても敏感な生き物です。
生活環境の変化には特に気を使ってあげましょう。

例えば、近所で大きな音の工事が始まってしまった。遮音性の高いカーテンを採用する、ケージのなかに潜りこめるタイプのベッドを設置するなどで騒音を緩和することができます。

お店の都合などでいつものペレットが、入手できなくなることもありえます。あらかじめ、いくつかの入手先を探しておく、いつものペレットが残っているうちに切り替えを試みるなど、複数案を持ってウサギのストレス緩和に努めてあげましょう。

引き続き、ウサギに多い病気を紹介してゆきます。去勢、避妊に関するものはここでは割愛しています。

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n************************pさんによる写真ACからの写真

  48、ウサギがかかりやすい病気「スナッフル」

くしゅんとくしゃみをしたり、鼻水が出たりする症状で、人でいうところの鼻風邪に似ています。本当に鼻風邪程度ならまだよいのですが、パスツレラ感染症の場合があります。

パスツレラ菌というのは実はどこにでもいる菌で、犬や猫、人からも移ります。ペットと触れ合ったあと、よく手洗いやうがいを指導されるのは、このような共通感染症を防止する目的もあるのです。

ウサギの場合は、清潔な環境(なにしろどこにでもいる可能性があります)、抗生物質投与、ストレス緩和をこころがけ大人しく、リラックスさせておけば時期におさまるはずです。薬を与えるときにストレスにならないように、しっかり保定してすばやく与えるようにしましょう。終わったら、ご褒美でドライフルーツなどあげてもよいと思います。

風邪くらいと思わず早期の治療、安静が肝心です。ほっておくとさらに重度の病気を発症する恐れもあります。

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